『リエゾン』というドラマをみて
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今期、『リエゾンーこどものこころ診療所』というドラマが始まった(金曜よる11時15分~テレビ朝日で)。
ドラマの紹介欄には、〈生きづらさを抱える子どもと家族に寄り添う、児童精神科医と研修医の物語〉とある。
発達障害など、目に見えにくい障害を抱えたこどもたちと、その子を取り巻く大人たちも含めた物語だ。
ドラマは見逃したのだが、配信サービスのTverで1話から見ることができた。
1話から涙が止まらなかった。
調べると、漫画が原作のドラマだとわかった。
ライン漫画などで、いま無料キャンペーン中だったので、漫画も単行本を3巻まで読んでみた。(現在は11巻まで販売中。)
ドラマは若干設定などを変えているようで、漫画のほうが事細かに書かれていた。
それでも漫画で重要な部分は忠実に描かれていて、漫画とドラマどちらも楽しめ、勉強になる内容だった。
漫画では、この障害のより奥深い問題まで踏み込んでいて、一言では言い表せないほど複雑な思いにもなった。
実は、身近にも発達障害を持つ子たちがいるので、その子たちや周りの人たちの、“目には見えないけれど大変な日々”を知っている。
一度、イオでも誌面で企画したいなと思い発達障害の無料講義にも参加し企画書を提案したことはあったが、自身の企画力が足りなく、実現には至らなかった。
なので、こういったドラマが始まり沢山視聴することによって、世間的にも理解がどんどん広まり深まればいいなと思う。(ちなみにドラマのHPには、ドラマにでてくる発達障害の説明なども掲載されていたので気になる方は調べてみても)
発達障害を持った子の親でなくとも、共感でき、勉強になる部分がたくさんでてくるドラマであり、原作漫画だ。
子育てには、決まった答えがない。
子どもができて初めて親になるので、親も育てられていく。
私自身も、試行錯誤の毎日だ。
日々の忙しさに子どもの本当の「心のなか」を軽視しがちになってしまうが、このドラマはふと立ち止まり心の大切さについて、社会全般で考えを深められる物語だと思う。
今後もドラマ、そして漫画も読み進めていこうと思う。(愛)