地域で育むまっすぐなチョソンサラム/おいでよウリハッキョ vol.56 東京朝鮮第6幼初級学校
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東京の大田、城南、渋世地域を学区とし、多くの同胞たちの思いが結集する東京朝鮮第6幼初級学校。同胞たちの温かいまなざしの中で児童・園児たちが元気いっぱいに学ぶ。素朴でアットホームな雰囲気を活かしながら、同校ならではのオリジナリティの構築をめざす。
△今月のハッキョ
東京朝鮮第6幼初級学校
歴史:1945年9月5日、大田区沼部の「聖林学院」で国語講習所を開校。同年10月10日(学校創立記念日)、東調布第1小学校の一間、池上本門寺の南之院で国語講習所を開校。47年4月、東京朝連第6小学校(大田区久が原)が設立。49年9月、大田区千鳥町に移転、同年12月、東京都立朝鮮人第6小学校に移行。55年3月、現在の学校名に改称。60年4月に中級部を併設。61年4月、鉄筋の新校舎竣工。74年4月、幼稚班併設。93年4月、東京第7初中(当時)の初級部を含めた初級部単設校に。95年7月、校舎改築が竣工。03年、東京第8初級が休校となり統合。2015年4月、新校舎竣工。
データ:康哲敏校長/園児:24人、児童:40人/学区:東京都大田区、品川区、港区、目黒区、渋谷区、世田谷区
〒146-0083 東京都大田区千鳥2-3-15
Tel:03-3750-4145
基本はあいさつ、返事、姿勢!
2022年度から同校校長を務める康哲敏校長(51)が最も大切にするのは「まっすぐな朝鮮人に育てること」だ。①あいさつ②返事③姿勢の三つの柱を掲げ、「アンニョンハシムニカ」だけでなくTPOに応じたあいさつを、呼びかけや質問に対し自分の考えをしっかり伝えられる力を、物事に取り組む真摯な姿勢――を育む。2015年に新校舎竣工。ハードに合わせてソフト面も充実させていきたいと、今学年度は初めての取り組みとして日本の大学から実習生を受け入れるなど、意欲的だ。
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