20代の頃、仲間たちと作った恋愛ドラマ
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先日、自身が20代で在日本朝鮮青年同盟(朝青)に所属していた時代、同僚たちと作った恋愛ドラマの動画データを久しぶりに見返す機会があった。
文京区白山に朝鮮新報社があったときは、他の機関の会社も同じビル内にあったため、合同で朝青活動もすることが多々あった。
交流を深めるひとつのものとして、この恋愛ドラマ「白山恋歌」を作った。他機関の朝青員を出演者として、そして企画撮影編集は朝鮮新報社の朝青員数名で作り、夏季講習で映像を皆で鑑賞した。
20代のころ動画編集を趣味でしていた私は、仲間たちに頼まれては動画編集するのをとても楽しんでいたので、企画の面白さにすぐに飛び付いた。
以前イオ編集部に在籍していた記者が脚本を書き、音声は出演者がボイスレコーダーに吹き込むナレーションの形で録音した。
様々なカットの撮影をするために、仕事後に近隣で撮影したり時には後楽園遊園地までいって撮影もした。
そして自分は家で夜な夜な編集していた。
10年以上前に作ったものだが、いま見返しても結構面白かった。
最後のカットは、撮影裏側の風景のカットを取り入れたりして、撮影に携わったメンバーを紹介する形を取り入れた。
見た瞬間、すっかり忘れていた当時の思い出が鮮明によみがえった。
20代のころの、仲間たちとの思い出が、こうして映像で残っているのはとてもいいなと感じた。一生懸命その時の思いで作ったものたちが形として残るものを作れたことにも、なんだか嬉しかった。
写真や映像は、時を経て、当時の感情までも想起させることができる。
今後も写真や映像を積極的に撮っていきたいなと思った。(愛)