好吃! 食い倒れ台湾旅② 〜台北・寧夏夜市〜
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前回、台湾旅行についてブログ記事を書いた。好吃! 食い倒れ台湾旅①
今回は台北市内にある夜市を紹介する。
台湾桃園国際空港から桃園空港MRT(桃園メトロ)に乗り、台北へ向かった。
台湾にはSuica、PASMOのような交通系ICカード「悠遊卡(ヨーヨーカー)」がある。※駅、空港、コンビニなどで購入できる
駅以外にも、コンビニやドラッグストアなどでも支払い可能なのでかなり便利。まず持っておいて損はなし!
……
台北市内のホテルに着いて一息ついたところで、いよいよ楽しみだった夜市へ!
1日目に向かったのは「寧夏夜市」。台北の中心部にあるグルメ屋台が中心の夜市だ。
所狭しと並ぶ屋台と熱気あふれる雰囲気に始終、圧倒された。
寧夏夜市は17時から25時まで営業しているのだが、昼間にこの通りを歩いた時は屋台がないので、一瞬同じ街だと気づかなかったほどだ。
昼と夜とで全く違う「顔」を持つのが魅力的だった。
台湾のムワッとした熱さと夜市の活気が混じり、楽しさと興奮が突破しかけた瞬間、強烈な匂いが鼻をかすめた。
その正体は「臭豆腐」。話には聞いたことがあったが、これがもう本当に臭い。
数歩進む度に強烈な匂いが漂ってくるので「臭豆腐センサー」がすぐ働く。台北市で何回「アイツおるな」と思ったことか。
……
さて、今回の台湾旅で食べたかった一つが「鶏肉飯(ジーローファン)」だ。
鶏肉飯は細く割いたゆで鶏をご飯の上に乗せ、香り高いタレをかけたもの。
台湾の郷土料理・魯肉飯(ルーローファン)は日本でも有名だが、鶏肉飯も同様、地元の人にとっては愛すべき郷土料理だという。
台湾グルメを多く投稿しているYouTuberが寧夏夜市にある「方家鶏肉飯」の鶏肉飯が一番うまいと言っていたので、早速寄ってみた。
人気屋台なので少し並んだが、回転が早いのですぐ入れた。
ちなみに、台湾の飲食店に入ると店員から「内用?(ネイヨン:イートイン)外帯?(ワイダイ:持ち帰り)」と聞かれる。
「謝謝」「好吃」の次に覚えた台湾語がこの二つだ。
とりあえずこの単語さえ言えばあとはなんとかなる。笑
YouTuberが言う通り、とっても好吃! ご飯類は小ぶりなのでペロリと食べられる。
鶏肉飯は台湾滞在中に食べたグルメの中でもダントツにトップで、あっさりした味なので毎日でも食べたいほど虜になった。
……
台湾の夜市に行ってみて感じたことは、地元の人は「晩御飯を食べに行く」ことを目的にしているので、「飲み」を目的にした屋台がないということだった。
実際、お酒を飲んでいる人、ましてや酔っ払いなど一人もいなかった。
夜市周辺の商店街にも、お酒を提供している飲食店は歩いて見て周った限りでは皆無…。
ここでようやく、夜市には「飲みの文化」がないと悟る。
どうしても飲みたかった諦めが悪い私は、コンビニで缶ビールを買った。
無事ビールを入手できたので、あともう1品だけ食べたくなり、行列ができている「圓環邊蚵仔煎」という店で牡蠣オムレツを買ってみた。
寧夏夜市での食事は腹七分目くらいだったので、この後「THE・台湾の居酒屋」を求めて探し回った。
後日わかったことだが、台湾には「熱炒(ルーチャオ)」という大衆居酒屋があり店が並ぶ区域もあるのだが、事前に下調べをしなかったせいで、初日に居酒屋を求めて2時間ほど歩く羽目になる。
それはまた次回に綴る。(麗)