ウリ民族フォーラムin三重に感銘を受け
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2023年9月17日、三重県桑名市にある柿安シティーホールで行われた「ウリ民族フォーラム2023in三重」を現地で取材した。
私は今までウリ民族フォーラムの名前だけ知っており、直接会場で観覧したことは1度もなかった。
今回、初めて生でウリ民族フォーラムを体感した。公演、パネルディスカッションなどさまざまな企画が用意された。すべての企画が印象深かった。
三重フォーラムを取材しながら、三重の同胞たちが県内唯一のウリハッキョである四日市朝鮮初中級学校のためにできることは何でもするという姿勢と、青年商工会(青商会)、青年同盟、女性同盟、総聯本部、支部、オモニ会、アボジ会などが一丸となって学校を支えているということを知った。
先代たちが血と汗を流しながら建てた四日市初中を次の世代が引き継ぐという精神がウリ民族フォーラムに込められていたと感じた。
正直に言うと、フォーラムの序盤で泣きそうになった。ウリ民族フォーラムが素晴らしい行事だということを実感した。
この行事をいつか私の地元である東京都荒川区でも行いたいと切実に思った。
すこし話が逸れるが、フォーラム会場のロビーである本の宣伝をしていた。その中に1つ気になった本があったので購入した。この本がすでにイオ編集部にあるとも知らずに。
その本は「四日市朝鮮初中級学校創立75周年記念誌 추억모이(チュオッモイ)―阿倉川と共に―」だ。表紙を見ただけで四日市初中の75年の歴史が詰まった本だと分かった。
今後、読んでいきたいと思う。
今回のウリ民族フォーラムは民族教育、朝鮮学校、在日同胞社会の素晴らしさを再確認する契機になった。私もこれから記者の仕事をもっとがんばり、朝鮮学校を守るための活動にも参加していきたい。
最後に、フォーラムで一番印象に残ったフレーズを引用する。
「이어가자 미에! 용을 쓰자 미에!」(つないでいこう三重! 頑張ろう三重!)
(國)