バスケの試合で思いを馳せる
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現在開催中の杭州アジア競技大会。毎日テレビで中継が流れているので何となく観ている。
地上波で朝鮮選手団の活躍を観られるのは、日本と対戦する時くらいなので貴重だ。
先日の男子サッカーの試合では、久々に闘志あふれる朝鮮選手たちの姿を観た。
ほか朝鮮選手や同胞選手の活躍は、朝鮮新報の特設サイトでチェックする。
アジア大会の競技の中でも、気になってしまうのが女子バスケ。6年間バスケをしていた身としては、チャンネルをザッピングする手がつい止まってしまう。
実は日本代表のある選手のプレーが見たかったのだが、残念ながら怪我で出場していなかった。
女子バスケの試合を観ながら思うことは、当時のバスケ部の思い出だ。
毎日のしんどい練習は正直憂鬱で仕方がなかったが、練習を終え19時過ぎに同級生たちとコンビニに寄り、おにぎりや唐揚げなどを買って食べ下校する時間が何よりも楽しかった。
バスケの試合を見ていると、過去の自分のプレーやミスを今でも思い出して穴があったら入りたくなるし、監督が放った厳しい言葉を思い出して、当時と同じように落ち込んでしまう。
そんな高校時代の、つらくて、でも何よりも楽しい部活の思い出にぼんやり思いを馳せていたら、当時のチームメイトで幼馴染から久々に「会おう」と連絡が来た。出張で東京に来るのだという。
コロナ禍に大阪で会った以来なので、約2年ぶりだ。
こうやって連絡をくれる友達の存在がとてもありがたい。
東京に行くことが決まった時、自分のことを思い出してくれたのも嬉しい。
一部の憂鬱な思い出が一気に吹き飛んだ瞬間だった。(麗)