表紙デザインを振り返る
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今週12月11日、月刊イオ新年号の制作を無事に終えた。
イオでは毎年、新連載のほか表紙、目次、書評、映画評などのデザインがリニューアルされる。
今日はここ数年のイオの表紙を振り返っていこう。
2019年~2022年の表紙はイラストだった。
2019年の表紙は、幅広い絵柄、デザインを作成してくださるイラストレーター・任香淑さんが手掛けた。
任さんはイオの表紙以外にも、過去の連載企画でも数々のイラストを担当していて、22年度から始まった連載「言わせてもらっていいですか!」シリーズのイラストも担当中。
いつも編集部の意向を汲んで、様々なラフを提案してくださる。
2021年~22年は、漫画家である李稀玉さんのイラストが表紙を飾った。
毎度、その画力と表現力に感嘆する。
任さん、李さんともに、ラフの段階からすでに完成度が高く、こちらが意図するものを上手くイラストに落とし込んでいくので、いつも安心感が半端なかった。
そして2023年から、2年ぶりに人物写真に戻ることになった。
私は2022年~24年度の表紙と目次のデザインを担当。22年、23年と余白を活かしたデザインが続いた。
左は23年度の目次デザイン。
イオ最新号が完成される日には、HPに表紙と目次を合わせた画像がアップされることを踏まえ、ロゴの色も同じに。
…といった感じで、新連載以外にも毎年デザインを一新する。
試行錯誤しながら何パターンもデザイン案を作成し、編集部で協議し意見を交わす。
大変ではあるが、チーム一丸となって共にひとつの雑誌を創り上げていく作業は楽しい。
さて、新年号は来週12月18日(月)に完成する。
その日のブログで新年号の表紙も発表される。新連載と併せて、ぜひお楽しみに!!(麗)