2023年を振り返って
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早いもので、今年も残すところあと5日。
イオ編集部も今日が今年最後の出勤日で、明日から冬休みに入ります。
振り返れば、今年もいろいろなことがありました。日々、取材、執筆など雑誌の編集に追われて、自分たちがなした仕事を振り返り総括する機会をなかなか作ることができていません。
とりあえず、以下に2023年の誌面の特集を一覧にして書き出してみました。
1月号:“好き”を仕事に―私のスモールビジネス
2月号:魅力ふたたび 朝鮮半島の文化遺産
3月号:朝鮮新報平壌支局 その仕事と裏側
4月号:見せます!朝鮮学校のデジタル教科書
5月号:やる気別! 今日の献立アイデア帖
6月号:在日3代のものがたり
7月号:70年目の7・27(①私たちと朝鮮戦争、②文学でたどる戦場の生)
8月号:夏旅! いま泊まりたい宿7選
9月号:ウリマルで働く
10月号:関東大震災朝鮮人虐殺100年 追悼、責任、連帯
11月号:「超値上げ時代」を生き抜く!
12月号:はばたけ! コリアンアスリート
今年、新たに3人が編集部に配属されました。そして、4月から編集長が交代し、私が新編集長となりました。このように編集部の陣容が一新されたこともあり、今年はこれまでになかったテイストの企画や、新たに入ってきた編集部員の問題意識や関心分野が反映された記事が少なからず誌面に掲載されたのではないかと思っています。
特集のほかにも、7年にわたる長期連載「朝鮮学校百物語」が終わりました。同じく、タイトルを変えながら長く続いてきた中村一成さんの連載も現在制作中の2024年2月号で終わります。そして、さまざまな著名人にご登場いただいた「イオインタビュー」も今年、映画監督の森達也さん、作家の海老名香葉子さんのインタビューが掲載され、先日発行された2024年1月号の小説家・目取真俊さんのインタビューをもって連載終了となりました。
イオは1年単位で誌面が刷新されますが、そのようなルーティンとしての変化に加え、中長期的なスパンで見ても転換期にあるような気がしています。
来年もみなさんにご愛読いただける誌面をつくるために編集部一同がんばっていきます。
ブログ「日刊イオ」は明日から1月4日までお休みします。新年の更新は1月5日からになります。
みなさん、よいお年を。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。(相)
※2020年から個人的に続けている年末恒例の「私が選ぶ今年の本10冊」は、年明けのエントリで書きます。