【特集】冬にうれしい!コリアンスープ
広告
ミヨックッ(ワカメスープ)や牛スジスープ…さっと作れる簡単スープから、少し手の込んだ本格スープまで。在日2世の同胞たちが、とっておきのレシピを紹介します。おなじみのスープもアイデアスープも一口いただけば、ホッと幸せが広がっていく。寒さ深まる今日この頃、お腹も心も、月刊イオプレゼンツの絶品スープで温めよう。
カニのコクがたまらない 渡り蟹のスープ
澄んだスープが温まる 牛スジスープ
作ってくれた人:高仁淑さん
1961年東京都生まれの2世。東京朝鮮第1初中級学校、明治大学卒業後、リクルートに勤務。幼い頃から済州島出身で1世のオモニの朝鮮料理を食べて育った。「オモニが作るスープといえば、牛テールのスープです。夏はアジやイカを入れたレングッをよく食べさせてくれました。幼い頃からオモニの料理をそばでじっと見るのが好きでした」と高さん。日韓農水産食文化協会で韓国料理基礎全課程修了の認定講師。韓食大家、韓食フォーラム日本支部副会長。
今が旬! 白菜の甘みをふんだんに/キムチテンジャンチゲ
懐かしいオンマの味 ミョンテクッ
作ってくれた人:南美智江さん、姜揚順さん
(南さん)1946年生まれ。20歳で結婚後、シオモニ(姑)から料理を学ぶ。2003年のデイサービスセンターいこいのマダン開設当時から今日まで20年、厨房に立つ。NPO法人コリアンネットあいち編著『ハンメの食卓』(2013年、ゆいぽおと)にも携わり、「長い間、在日朝鮮人であることを隠して働いてきましたが、ハンメたちがおいしいと喜んでくれる姿を通して自分を誇れるようになりました」という。
(姜さん)1960年生まれ。朝鮮大学校卒業後、1983年から2019年まで愛知朝鮮中高級学校で教員。その後5年間、地域女性同盟の活動を経て、21年3月からいこいのマダンの厨房に。南さんとの「阿吽の呼吸」でふるまう料理には、愛情と「감칠맛(うまみ)」がたっぷり。
◇◇
特集では、写真で紹介した本格スープのほか、サッと作れる簡単スープ、スープに合う副菜も紹介しています。
記事全文は月刊イオ2月号本誌をご覧ください。
定期購読はこちらから。
Amazonでは一冊からご購入いただけます。