必勝!朝鮮
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2月28日に行われた朝鮮民主主義人民共和国サッカー女子代表チームのパリ五輪アジア最終予選の対日本戦に続き、男子代表チームが3月21日に東京でFIFAワールドカップ2026アジア2次予選の対日本戦のアウェイゲームに臨む。
女子代表の試合ではゴール裏のアウェイ席を赤く染めた約3000人の同胞応援団の応援を背に選手たちが奮闘した。2点ビハインドの中、後半36分には22番のキム・ヘヨン選手が技ありのループシュートを決めた。ゴールが入った瞬間、同胞応援団のボルテージは最高潮に達した。
その後、試合が終わるまで、選手たちは果敢に相手ゴールに迫った。応援団も最後の最後まで選手たちに熱い声援を送った。この日は同胞応援団と選手の団結力が光った一日になったのは間違いない。
https://www.io-web.net/2024/04/chosonsoccer228/
男子代表の試合も注目だ。過去の朝鮮男子代表チームで自分が思い浮かべるのは、44年ぶり2回目の本大会出場を果たした2010年のワールドカップ南アフリカ大会だ。
この大会で朝鮮男子代表はアジア予選を勝ち抜き、本大会出場の切符を手にした。安英学選手、鄭大世選手ら在日同胞選手が輝いていた。本大会の予選リーグで朝鮮代表は、ヨーロッパの強豪であり、絶対的なエースのクリスティアーノ・ロナウドを擁するポルトガル代表、「カナリア軍団」、「セレソン」の愛称で呼ばれ、FIFAワールドカップで唯一、第1回大会から全大会に出場し史上最多5回の優勝を誇るブラジル代表、アフリカネイションズカップの優勝経験があるアフリカの強豪、コートジボワールとの「死のグループ」に入った。
朝鮮代表は強豪相手にも果敢にゴールを奪いにいき、相手を脅かした。チームは3戦全敗に終わったが、選手らは試合を通じて在日同胞たちに多くの感動と勇気を与えてくれた。
男子代表チームには今回、在日同胞選手である文仁柱選手(24、朝鮮大学校体育学部出身、FC岐阜所属)が選ばれた。文選手は代表選出に先立ってチームの合宿にも参加している。
文選手は在日本朝鮮人蹴球協会のホームページに寄せたコメントで、「幼い頃からの夢が叶い、正直実感が湧かないが、たくさんの方々の応援、期待を力に変えて挑みたい。国を背負って戦う重み、誇りを常に持ちながら朝鮮代表、在日同胞選手の代表として堂々と戦う姿をピッチ内外で見せたい」と決意を述べた。男子代表チームは現在、グループBの2位につける。
https://chosonsinbo.com/jp/2024/03/14-161/
女子代表に続き、男子代表も試合を通じて在日同胞らに感動と勇気を与えてくれるに違いない。必勝!朝鮮(国)。