ウリマルを学び、民族を知る/【第2回青商会学園】日本全国から66人が参加
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第2回「青商会学園」(主管=中央青商会)が3月25日~28日に朝鮮大学校(東京都小平市)で行われた。同学園は、朝鮮学校がない県に住む同胞児童たちや、通学距離が遠くて朝鮮学校に通えない児童たちを対象に青商会が企画した行事。同じ境遇の子どもたちが4日間寝食を共にしながらウリマル(朝鮮語)を学び、民族文化を体感することで民族的アイデンティティを育み、運動会や焼肉交流会などを通じて互いの絆を深める貴重な場になった。
料理体験に運動会、学芸会も
昨年3月に茨城朝鮮初中高級学校(水戸市)で行われた第1回に引き続き、今回も朝鮮学校の初級部高学年(小学4~6年)にあたる子どもたちを中心に、下は小学1年から上は中学1年まで66人が日本全国から集まった。
参加者たちは学年別に構成されたクラスに分かれ、さまざまな活動を行った。この間、朝鮮大学校の学生らが先生として各クラスを受け持ち、子どもたちを手厚くサポートした。
初日目には、子どもたちを歓迎する朝大生によるスペシャルショーや朴賢憲さん(元京都・洛西地域青商会会長)、韓昌道さん(朝鮮大学校教員)による特別講演が行われた。
2日目から本格的にウリマルの授業が始まった。朝鮮大学校文学歴史学部の金成樹教員が教壇に立ち、子どもたちは朝鮮語の挨拶や体の部位の名称などを学んだ。その後はクラスごとに少人数授業で実践的な日常会話の練習などに励んだ。夜には民族文化に触れる企画として料理競演が行われ、キムパプとチヂミ作りを体験した。3日目は多摩動物公園への遠足、夜には焼肉交流会が行われた。焼肉交流会の場では綺麗な夜空に花火が放たれ、子どもたちを喜ばせた。
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