子どもと一緒に『こども六法 第2版』を読む
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先日、『こども六法 第2版』という本を購入した。
この本は、子どもにも分かりやすく法律についてイラスト付きで書いていて、法律を学べる本だ。出版社のHPにはこの本の趣旨について書かれていたので引用したい。
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いじめや虐待は犯罪です。
人を殴ったり蹴ったり、お金や持ち物を奪ったり、SNSにひどい悪口を書き込んだりすれば、大人であれば警察に捕まって罰を受けます。
それは法律という社会のルールによって決められていることです。
けれど、子どもは法律を知りません。
誰か大人が気づいて助けてくれるまで、たった一人で犯罪被害に苦しんでいます。
もし法律という強い味方がいることを知っていたら、もっと多くの子どもが勇気を出して助けを求めることができ、救われるかもしれません。
そのためには、子ども、友だち、保護者、先生、誰でも読めて、法律とはどんなものかを知ることができる本が必要、そう考えて作ったのが本書です。
小学生でも読めるように漢字にはすべてルビをふり、法律のむずかしい用語もできるだけわかりやすくして、イラスト付きで解説しています。
大人でも知らないことがたくさんある法律の世界、ぜひ子どもと一緒に読んで、社会のルールについて話し合ってみてください。
(弘文堂HPより引用)
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2019年に初版がでたが、2024年3月7日に法改正と新法の頁が盛り込まれ第2版としてリニューアルされたということで、書店でも陳列していて、目に止まった。「法律」というものを知っているのと、知らないのとでは、色々な面で変わってくると思う。幼いうちに、「法律」に親しんでおくのはきっとあらゆる面でプラスになるかな、と思って購入した。
週に何回かに分けてまとめて10pほど読んでは、自分が印象に残った部分をオンマに解説して覚えてみよう! というふうに、子どもと約束して、読み進めている。
刑法や民法、また憲法、新たに施行された「こども基本法」も分かりやすく解説されていて、大人の自分が読んでも勉強になる。子どもの興味がある部分もわかり、自身も法律について基礎から知ることができて、なかなか面白い。
久しぶりの良書を手に、子どもと読み進めていきたい。(愛)