サッカー朝鮮代表、2026年W杯アジア最終予選へ
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サッカー男子朝鮮代表が2026年ワールドカップアジア最終予選(3次予選)に駒を進めた。
朝鮮は6日、ラオスで行われたアジア2次予選第5節でシリアと対戦し、1-0で勝利。そして昨日11日、同じくラオスで日本時間午後10時から行われた最終節では、ミャンマーに4-1で勝利し、グループ2位を獲得、最終予選進出を決めた。
近隣の住民たちが寝静まっていく夜中、ひとり中継にくぎ付けになった。試合開始60分、70分と時間が経つにつれ、熱をおびていくスマホと心。そして勝利が決まった瞬間には静かにこぶしを握った。
まだ記憶に新しい今年の3月、日本を訪れた選手たちそしてかれらを心の底から応援し、「選手たちが祖国の息吹を届けてくれた」と涙し称えた老若男女の同胞たちの姿が頭に浮かんだ。
そして選手たちが口をそろえて話したこと―「今度こそ試合に勝って、同胞たちに恩返ししたい。勝利をプレゼントしたい」。
先述の日本との第3節は0-1、第4節は没収試合で0-3の結果だった。朝鮮が最終予選に進むためには、シリアが日本と引き分け以下に終わり、かつ、第5節と第6節での勝利が絶対的な条件であった。
最終予選は今年9月から2025年6月にかけて行われる。
2010年以来4大会ぶりのW杯出場をかけたアジア最終予選で選手たちはどのようなプレーを見せてくれるのか、期待が高まる。(鳳)