「話す」って難しい
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ある日、夫と「人前で話すのが苦手・緊張する」「理路整然と話せない」という話題になった。わかる!! 激しく共感しながらも、私から見たかれは、とても理路整然と話している。
頭の中で言葉を整理して、相手に伝えることが長年うまくいかない。いくつかのキーワードは浮かんでいるけれど、それをなかなか言語化できず、変な間が空いてしまう時がある。どんな時も理路整然と話せる人がまぶしい…!
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遡って、高級部時代のとある日―。
部活の顧問に何か質問された際、咄嗟に答えることができず、しばらく間が空いてしまった。そのあと返答して立ち去ると、「何ですぐ答えないのかな?!」と、マネージャーに愚痴をこぼす顧問の声が聞こえた。
当時はそれなりにショックを覚えたが、この一言で自分は「うまく話せない」ことを自覚できたように思う。
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人と話すこと自体は楽しい。「本当に話したいこと」「聞いて欲しいこと」は気負わずに話せているし、そういう時はすんなりと言葉が出てきてあまりつっかえない。
ある時、心理セラピストのブログを発見した。
共感しまくった記事中、特に気になったのが「素直に実況中継する」。詳しく読んでみた。うまく話せる方法
記事にもあるように、自分はどうも「良いことを言おう」とか、「ちゃんとした文章にして話さねば」と思い込んでいる節があるので、自分の気持ちを実況中継してみるのもいいかもしれない。
これとはまた別に、会話のテンポが合わない/話を遮られる/一方的に話される…など、イライラやモヤモヤを抱えたりもする。こういった対人コミュニケーションにまつわる対処法、感情の処理など、みなどうしているのだろう。
私の場合、お酒で発散するという手もあるが(笑)、一番はやはり「人に話す」ことで昇華される。
話すのは難しく、楽しく、時にストレスに感じる。何事も心地良い会話が出来たら理想的だ。(麗)