この春、南相馬に居を移しました
この春、わたしの生活は激変しました。 神奈川県鎌倉市にある持ち家から、福島県南相馬市にある借家に居を移したのです。 三年間、臨時災害放送局「南相馬ひばりエフエム」で「ふたりとひとり」という番組のパーソナリティーを務め、三百人を越える地...
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この春、わたしの生活は激変しました。 神奈川県鎌倉市にある持ち家から、福島県南相馬市にある借家に居を移したのです。 三年間、臨時災害放送局「南相馬ひばりエフエム」で「ふたりとひとり」という番組のパーソナリティーを務め、三百人を越える地...
桜が散り、季節の肌触りが初夏に変わりつつありますが、わたしは昨年の冬の話を続けようと思います。 十二月五日、わたしはソウルのアート・ソンジェ・センターで行われた、DMZ(非武装地帯)のシンポジウムで講演を行いました。 前日にDMZトレイ...
祖国解放から70年、朝鮮総聯が結成されて60年。
この間、在日同胞は自らの生活と権利を守るため、様々な活動を繰り広げてきた。
そしていつの時代にも若い同胞が活動の中心にいた。
在日同胞の営みの到達点としてある今の在日同胞社会を見つめると共に、
世代交代が進み3世、4世が主人公となるこれからの在日同胞社会を考える。
わたしたちを乗せた車は、韓国軍兵士の立つ検問所と、「지뢰(地雷)」と書かれた赤い注意看板がかかった鉄条網の間を縫うようにして上っていきました。
十二月四日に、わたしは、小説家の李浩哲さん(八十二歳)と美術評論家の金貞卜さん(四十七歳)と、ソウル駅からDMZトレインに乗りました。
小説家の李浩哲さんに、ソウルで再会しました。李浩哲さんは、一九三二年に咸鏡南道元山で生まれ、十八歳で人民軍に入り、一年後に連合軍に捕らえられ南に強制連行されて、元山の家族と生き別れになった、という過去を持つ小説家です。
集賢殿
コリアンダイニング/東京都墨田区
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