「民主主義」を、絶望するわけにはいかない
今年の一月に、『ピョンヤンの夏休み』韓国版の出版記念会とプロモーションのために、ソウルに三日間滞在しました。私は朝から深夜まで仕事のスケジュールが入っていて自由時間は皆無だったのですが、共に招待された息子の丈陽(十三歳)と、同...
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今年の一月に、『ピョンヤンの夏休み』韓国版の出版記念会とプロモーションのために、ソウルに三日間滞在しました。私は朝から深夜まで仕事のスケジュールが入っていて自由時間は皆無だったのですが、共に招待された息子の丈陽(十三歳)と、同...
朝鮮学校への「高校無償化」適用と各自治体の補助金支給を求める大規模な集会、パレードが3月に東京(31日)、大阪(24日)、愛知(24日)で行われた。在日同胞と日本市民が共に朝鮮学校への差別に反対するために声をあげ行動を起こし、最後までたたかい続けることを決意した。
出版記念会の翌日に、ソウル市庁広場前のスタバで韓国メディアのインタビューを八件受け、取りの『民族21』の安英民編集長のインタビューは、仁寺洞の居酒屋に移動して受けました。終了後にひと抱えもあるような大きな木製のボウルに入ったマッコリがテーブルの真ん中に置かれ、そのまま打ち上げとなりました。
60年以上の歴史をもつ老舗の名焼肉店 推薦者:李俊成さん スタミナ苑 DATA 〒136-0073 東京都江東区北砂5-9-3 ℡03-3640-9752 営業時間:17...
ヘイト・クライム(憎悪犯罪)とは「人種、民族、宗教などに対する偏見・差別を動機とする犯罪」とされる。在特会(在日特権を許さない市民の会)に代表される日本の一部の団体が、朝鮮学校を襲撃し「嫌韓デモ」を繰り返す。「朝鮮人を殺せ!」と殺意をむき出しにする。それはまさにヘイト・クライムそのものだ。問題なのは、一部の人たちのそのような行動よりも、それを容認しそれを生み出した日本社会のあり方である。「高校無償化」から朝鮮学校だけが排除され続けている現状と根っこを同じくするものだ。
日本のヘイト・クライムを考える。
「ピョンヤンの夏休み」出版記念会の翌一月六日は一日中、韓国メディアのインタビューを受けました。
(私の公式HP「Lavalse de Miri」のトップページに掲載記事のリンクが貼られています)
通訳の方が三十分遅刻し、困り果てた記者が、パソコンのGoogle翻訳で質問を試みました。
「国籍は大韓民国ですか?」
私は「YES」と答えました。
「何故、大韓民国の国民なのに、朝鮮民主主義人民共和国のことを、祖国と書いているのですか?」
「YES」「NO」では答えられない質問なので、それは通訳が来てから答えます、と保留しました。
朝鮮民主主義人民共和国の人々や風景を撮影した写真集「隣人。38度線の北」が昨年12月21日に出版された。撮影したのは写真家の初沢亜利さん。初沢さんは写真集のために4度、朝鮮を訪問、朝鮮の人々と交流を深める中で、これまで日本には伝えられなかった朝鮮の様々な「表情」を伝えている。初沢亜利さんに写真集にまつわる話を聞いた。
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