始まりのウリハッキョ編vol.06 区役所の一角で上がった産声~東京朝鮮第9初級学校
東京・阿佐ヶ谷の閑静な住宅街の中にたたずむ東京朝鮮第9初級学校。来年、創立70周年を迎える同校のルーツは1946年3月に開校した杉並初等学院にさかのぼる。 1世が語る草創期 45年8月の日本敗戦と祖国解放後、現在の東京第9初級の学区である杉...
広告
東京・阿佐ヶ谷の閑静な住宅街の中にたたずむ東京朝鮮第9初級学校。来年、創立70周年を迎える同校のルーツは1946年3月に開校した杉並初等学院にさかのぼる。 1世が語る草創期 45年8月の日本敗戦と祖国解放後、現在の東京第9初級の学区である杉...
在日本朝鮮留学生同盟(留学同)京都結成70周年記念総合文化公演「아침을 여는 소리」(朝鮮の夜明け)が2月22日、京都市国際交流会館で行われた。京都府および近隣の同胞、日本市民ら200人あまりが公演を観覧した。
大阪市東成区にある中大阪朝鮮初級学校は1948年に設立された朝連(在日本朝鮮人連盟)東成学園をそのルーツとする。翌年の学校閉鎖令によって瀕死の状態に追い込まれた民族教育だったが、その命脈は同じ場所に開校した大阪市立西今里中学校の中で保たれる...
朝鮮民主主義人民共和国の経済は今、さまざまな変化のただ中にある。朝鮮式社会主義の根幹を守りながらも、生活向上を重要課題に掲げて、変化する国内外の情勢に対応した取り組みが進む。近年の政策の特徴、成果と今後の課題、識者が見た現地のようすまで、これが朝鮮経済の「新常識」だ。
一昨年に創立60周年を迎えた茨城朝鮮初中高級学校(水戸市千波町)。決して同胞数の多くない地域で祖国解放直後の国語講習所から始まり、日本当局の弾圧にも屈せず、1953年に現在の学校の前身となる茨城朝鮮中学校が創立されるまでの道のりは、県下同胞...
東京朝鮮第4初中級学校(東京都足立区)の学舎移転30周年記念公演「未来への遺産」が12月2日、ギャラクシティ(西新井文化ホール)で行われた。
在日朝鮮人の民族教育が始まって70年を迎えようとしている。東京有数の同胞集住地域である足立では、祖国解放直後の1945年9月に現在の朝鮮学校の原型となる「国語講習所」が産声を上げた。 民族を取り戻す 『足立から見た在日コリアン形成史』(姜徹...
金大淵 ●51、大阪朝鮮高級学校教員 悩み、考え、踏み出す 高級部3年は3年間の高級部生活および12年間の民族教育を締めくくる最終年次である。 筆者の勤務校である大阪朝鮮高級学校では、2年生は「学校の心臓」、3年生は「学校の顔...
金斗植 ●48、東京朝鮮中高級学校教員 最も輝き飛躍する学年 「華のセブンティーン」(死語?)という言葉もあるように、高級部2年は高校生活の醍醐味がすべて詰まった、有意義で楽しく、生徒たちが年間を通じて最も輝きながら大きく飛躍...
千守日 ●38、神戸朝鮮高級学校教員 民族教育12年間の最終段階 一般的に高校教育で大事なことは、社会において果たさなければならない「使命の自覚」に基づいて、生徒たちに各々の個性に応じて将来の進路を決定させ、一般的な教養を高め...
広告