CHANG.HE – ページ 14 – イオWeb

作成者: CHANG.HE

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在日朝鮮人を見つめて

vol.25 “生きるに値する社会”を描きながら/フジ住宅訴訟をたたかう

私、面倒くさがりやけど、これは譲れへん。黙ってたらもっと酷くなる。子どもにこんな思いをさせたくない」。時に裏返る声で、女性は語った。 大阪生まれの在日韓国人三世。結婚を機に仕事を辞めたが、2002年、大手不動産会社「フジ住宅」(本社・岸和田...

幼保無償化100万人署名、各地でスタート

幼保無償化、各種学校にも適用を!/衆議院第二議員会館前で 12月1日、各種学校の外国人幼稚園への「幼児教育・保育無償化」適用を求める百万人署名運動が日本各地で始まった。 「署名にご協力をお願いいたします―」。6日、東京・永田町の衆議院第二議...

在日朝鮮人を見つめて

vol.24 「オモニ、ぼくを助けてください…」平壌出身の「徴用工」、柳大根の思いを背負って

写真:中山和弘 大阪府豊中市の大阪市設「服部霊園」北東端に、高さ5㍍ほどの碑が立っている。大阪空襲で死亡した無縁仏2870人の慰霊塔だ。そこに眠る一人が柳村大根。民族名、柳大根である。 生まれは1925か26年、本籍は平安南道平壌府水上町。...

地域とともに、これからも 朝銀西創立20周年記念式典

中四国・九州から414人集う/10月15日、本部・広島支店を新築 朝銀西信用組合(本店:岡山市、13支店)創立20周年記念式典が10月20日、リーガロイヤルホテル広島(広島市)で行われ、中四国、九州地方から職員や組合員をはじめ414人が集ま...

在日朝鮮人を見つめて

vol23.心臓がつぶれるほどの痛みとともにー幼保無償化、勝つまでの闘いが始まった

写真:中山和弘 在日朝鮮人3世、金香喜さん(1990年生)には、「原点」となる記憶がある。 2016年1月5日、朝鮮学校への補助金支給再開と高校無償化の適用を求めて続いている大阪の抗議運動、「火曜日行動」でのことだ。生後半年の長女を抱き、抗...

【特集】魅力再発見! 平壌へ

日本の対朝鮮制裁で船旅は遮断されているものの、2017年から日本から朝鮮民主主義人民共和国の首都・平壌を訪れる同胞たちが増えている。初訪問、数十年ぶりと頻度はそれぞれだが、同胞たちは、日進月歩で発展を遂げる祖国に大きな力を得ている。平壌のト...

始まりのウリハッキョ編 vol.49 朝鮮幼稚園(上) 〝幼児にも民族教育”、60年代から続々と

1948~49年、日本政府とGHQによる朝鮮学校弾圧は熾烈を極めたが、「わが子に民族教育を」との思いまでは消せなかった。1950年代に生まれた朝鮮幼稚園は、働く母親のニーズ、増え続ける生徒数、祖国への帰国熱という、同胞社会の熱量に押されなが...

始まりのウリハッキョ編 民族教育史上初 鉄筋校舎にかけた1世の思い vol.48 東京第1の鉄筋校舎建設

60年前の1959年1月15日、東京朝鮮第1初中級学校(当時は、初級学校)は、日本各地の朝鮮学校に先駆け、民族教育史上初めて鉄筋コンクリート校舎を建てた。鉄筋の校舎はいかにして生まれたのか。 ●予算2000万円、同胞たちのカンパで 東京第1...

朝鮮幼稚園はずし「知恵絞り、アクションを」/埼玉、大阪など各地で連絡会結成

10月からの幼保無償化 10月1日から始まる幼保無償化の対象から朝鮮幼稚園など各種学校認可の外国人学校幼児教育施設や幼稚園類似施設が外されている問題と関連し、「すべての子どもを対象にした法の趣旨に反する」と批判の声があがっている。各地の朝鮮...

在日朝鮮人を見つめて

vol22.「記憶の断絶」と対峙する―金洙榮さんを見送りながら

別れと感謝、お詫びを告げようとのぞいた棺の中に、彼は横たわって居た。白髪が増えていた以外、最後に会った時から何ら変わりない。死に化粧を差し引いても、癌で闘病していたとは思えないふくよかな、苦悶のない顔だった。社会保障からの朝鮮人排除を法廷で...

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