vol.45 この倫理なき社会で フジ住宅裁判が問いかけるもの
「裁判所に何か伝えたいことがあれば、ここで言ってください」。原告側尋問の最後で、金星姫弁護士からそう促された彼女は、裁判体に向けて声を振り絞った。 「本当に私……しんどいんです」。「自虐史観」を払拭する「社員教育」と称し、社内で嫌韓、嫌中な...
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昨年から続く新型コロナウイルスの世界的感染拡大はいまだ収束の気配が見えない。一方、長引くコロナ禍の中、社会のさまざまな分野で新しい変化が生まれている。同胞たちはどのように暮らし、どのようにこの困難を乗り越えようとしているのか。生活、仕事、医療、教育などの現場を取材した。
岐阜県美濃市の「食道園」の歴史は、1968年、掘っ立て小屋で小さな「とんちゃん屋(ホルモン屋)」を開いたことから始まった。現在、店を切り盛りするのは、尹永晧さん(41)。祖母・鄭淑伊さんと、父・尹大植さん(66)に次ぐ3代目だ。 お店の売り...
新型コロナウイルスが蔓延し、従来の生活が制限されるなかでのステイホーム生活。そんななか、動画コンテンツが大活躍しています。朝鮮の動画配信サイトやいちおし映像作品、コロナ禍で生まれた同胞YouTubeチャンネル、昨年から始まった朝鮮新報社のS...
サラダをひとくち。酸味がありつつもやわらかな口あたりのドレッシングが野菜のおいしさを引き立てる。カットされたパインとのバランスも新鮮で、小さな驚きが。「果物は天然のドレッシングになるんですよ」。そう話すのは店主の安栖尚幸さん(44)だ。 こ...
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