vol.7 ウリハッキョで「出会う」 クルド人と在日朝鮮人
扇形に並んだ机に着き、目の前に視線を注ぐ学生たち。要の位置にある椅子に座った男性は、ギターを抱えて問いかけた。「クルドと聞いたことはありますか?」。沈黙に被せるように彼が訊く。「ではトルコは?」。数人が頷くと、男性は笑みを浮かべつつ、弦を爪...
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「食を通して、在日朝鮮人について理解してもらうため。朝鮮人であるということを自負しているし、負けたくないから」 痛快に語り、明るく笑い飛ばす許玉麗さん(70)の、創業の思いだ。 韓国家庭料理店「唐辛子」は、1999年に四日市市羽津に本店がオ...
太平洋を望む茨城・大洗の夏見海岸。海辺に広がる砂浜は素足に心地よく、日の出を拝み、サーフィンを楽しむ人々をながめるだけで、ゆったりとした時間が流れていく―。贅沢な非日常を味わってきた。 グランピングとは、グラマラス(魅惑的な)とキャンピング...
4月3日、鹿児島・宮崎合同の同胞の集まりが、宮崎県都城市内の焼肉店で行われた。
戦争と植民地に対する贖罪の気持ちを胸に抱きながら、朝鮮人の子どもたちの未来のために朝鮮学校で教壇に立った美術教員「青山先生」。在日朝鮮人美術史を研究しながら出会った一人の日本人教師について、資料やインタビューからひもとく。 美術の楽しさ教え...
創作のための〝サードプレイス〟があったら…。そんな憧れが形になった。大阪市東成区・今里にある「アトリエトゥン」だ。 トゥンは朝鮮語で등(灯・燈)と書き、明かりという意味を持つ。自分たちの制作・活動拠点として、路地裏の民家に新しい明かりを灯し...
沈有世さん(31、シェフ)、知世さん(28、マネージャー)兄弟は、「将来、自分の仕事を持て」という祖父の期待に応えるべく、飲食店の開業に向けて修行を積み、昨年10月、高級住宅地が多い東京・世田谷に念願の焼肉店をオープンした。 「Chez」は...
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