往復書簡2012~第1部 ―vol.2
継続する植民地主義と分断に抗う
~在日朝鮮人とパレスチナ
岡真理 ●京都大学大学院人間・環境学研究科教授
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李英哲 ●朝鮮大学校外国語学部准教授
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継続する植民地主義と分断に抗う
~在日朝鮮人とパレスチナ
岡真理 ●京都大学大学院人間・環境学研究科教授
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李英哲 ●朝鮮大学校外国語学部准教授
人口5万8000人、世界一の鶴の渡来地として知られる鹿児島県出水市。ここ出水市で11月23日、6年ぶりに金剛山歌劇団の公演が行われた。
鹿児島県で金剛山歌劇団公演―。実はこれ、かなりすごいことなのだ。鹿児島県には同胞が少なく、出水市に住む者も数えるほどしかいない。しかし出水の同胞たちは、日本の友人たちと厚い信頼関係を築いている。公演実現の裏側には、この出水独特の「土地柄」が大きく関係していた。公演実行委員たちの面々は、大多数(32人中29人)が日本人だ。
継続する植民地主義と分断に抗う
~在日朝鮮人とパレスチナ
岡真理 ●京都大学大学院人間・環境学研究科教授
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李英哲 ●朝鮮大学校外国語学部准教授
源頼朝が幕府を開いた都市、鎌倉。
当時の繁栄を伝える多くの文化財が点在する。
その中には朝鮮半島と縁の深いものもある。関東地方で有数の観光地だ。
李蓮澤さんへ
在日朝鮮人であることをアドバンテージに」という考え方に同感です。未来のことを語るにあたってのポイントは、われわれの特性をどのように捉え、どのように活かすかではないでしょうか。われわれと他の海外居住民とを区別する決定的な差異は、本国および民族本体とのつながりだと思います。
玄界灘に浮かぶ相島。
朝鮮通信使がたびたび立ち寄った島として知られている。
今もその痕跡が多く残り、碑も建てられている。
李蓮澤さんへ
蓮澤さん、返信を大変興味深く読みました。われわれの世代がキーマンになるのではないかという意見に共感します。また、民族性が希薄になっていると言われている3世自身が、世代間の継承やつながりを何よりも重要だと思っていることがわかって、とても面白いと感じました。
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by R.CHE · Published 2011年10月20日 · Last modified 2011年9月22日
同胞が集まるところ、朝鮮音楽あり。昔から、同胞たちが集まれば、民謡が飛び出し踊りの輪ができました。どの国、民族もそうですが、音楽は人々の心を楽しくし、人々をつないでくれます。現在、在日同胞社会では、民族の歌や楽器を楽しむサークルが各地域に作られています。
日本の人たちと共に歌い演奏する場合も少なくありません。今月号では、朝鮮音楽の魅力と朝鮮音楽を楽しみ朝鮮音楽でつながる人たちを紹介します。
李蓮澤さんへ
イオ編集部から「往復書簡」第4部の執筆依頼を受けました。テーマは「在日朝鮮人の未来に向けた提言」。突然の申し出に戸惑いましたが、せっかくの機会なので同じ1970年生まれの3世同士、東と西で同胞と直に接する現場で働く経験をもとに意見を交換し合いながら、何らかのヒントを出せれば、と考えています。
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