特集:楽しむ、つながる朝鮮音楽
同胞が集まるところ、朝鮮音楽あり。昔から、同胞たちが集まれば、民謡が飛び出し踊りの輪ができました。どの国、民族もそうですが、音楽は人々の心を楽しくし、人々をつないでくれます。現在、在日同胞社会では、民族の歌や楽器を楽しむサークルが各地域に作られています。
日本の人たちと共に歌い演奏する場合も少なくありません。今月号では、朝鮮音楽の魅力と朝鮮音楽を楽しみ朝鮮音楽でつながる人たちを紹介します。
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by R.CHE · Published 2011年10月20日 · Last modified 2011年9月22日
同胞が集まるところ、朝鮮音楽あり。昔から、同胞たちが集まれば、民謡が飛び出し踊りの輪ができました。どの国、民族もそうですが、音楽は人々の心を楽しくし、人々をつないでくれます。現在、在日同胞社会では、民族の歌や楽器を楽しむサークルが各地域に作られています。
日本の人たちと共に歌い演奏する場合も少なくありません。今月号では、朝鮮音楽の魅力と朝鮮音楽を楽しみ朝鮮音楽でつながる人たちを紹介します。
李蓮澤さんへ
イオ編集部から「往復書簡」第4部の執筆依頼を受けました。テーマは「在日朝鮮人の未来に向けた提言」。突然の申し出に戸惑いましたが、せっかくの機会なので同じ1970年生まれの3世同士、東と西で同胞と直に接する現場で働く経験をもとに意見を交換し合いながら、何らかのヒントを出せれば、と考えています。
日本植民地統治時代、朝鮮半島から強制連行され過酷な労働を強いられた朝鮮人労働者の歴史を伝える「丹波マンガン記念館」。同館は20年間、日本社会に加害の歴史を問いつづけてきたが、慢性的な財政難から2009年、閉館を余儀なくされた。それから2年。多くの人々の協力により再開館を果たした。同館の歴史と再建の軌跡をたどる。
群馬鉄山や中島飛行機工場など、群馬県にも
多くの朝鮮人が強制連行され酷使され犠牲となった。
日本人市民らが犠牲者を追悼するため建てた碑を訪ね高崎市へと向かった。
金優綺さんへ
優綺さん、在日朝鮮人社会内の変化や在日朝鮮人問題を考える時、性差別、ジェンダーの視点が欠かせないという指摘に同感します。民族差別・階級差別・性差別という重層的な差別構造の底辺に置かれている在日朝鮮人女性の視点に立って、在日朝鮮人問題や運動のあり方を捉え直す作業の重要性を改めて考えさせられました。
日本一の観光都市と言えば京都。市内には多くの観光地が点在している。
伏見もそのひとつ。稲荷大社を中心に人気が高い。
当然ながら、ここも朝鮮と縁の深い場所だ。
京都在住の詩人、河津聖恵さんの詩集「ハッキョへの坂」が4月に出版された。表題作の「ハッキョへの坂」をはじめ20の作品が収録されている。「ハッキョへの坂」は、
「高校無償化」からの朝鮮高校排除の報道を受け綴った作品で、河津さんは昨年6月、日本人、朝鮮人の詩人に呼びかけ、「朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー」を発行している。河津さん自身に詩集と詩への思いをきいた。
いつも楽しみにしている往復書簡のコーナーで旧知の優綺さんと語り合えることを嬉しく思います。第3部のテーマは「21世紀、在日朝鮮人が直面している問題とは?」です。大きなテーマですが、とりあえず在日朝鮮人社会内の変化とその推移から問題を探ってみましょう。
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