特集:一世のいる風景
一世たちは、解放前も解放後も筆舌につくしがたい苦労を重ねてきました。そして、在日同胞社会を築き上げてきました。在日同胞社会の様々な風景の中に、一世の姿があります。しかし、一世のいる風景は、いつかなくなってしまいます。
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一世たちは、解放前も解放後も筆舌につくしがたい苦労を重ねてきました。そして、在日同胞社会を築き上げてきました。在日同胞社会の様々な風景の中に、一世の姿があります。しかし、一世のいる風景は、いつかなくなってしまいます。
今年2009年は日本の文豪、松本清張や中島敦が誕生100周年を迎えた年です。2人はいずれも「朝鮮」を題材にした作品を発表しているのですが、そもそも日本文学のなかには、日本の植民地政策そのものや、被害当事者である朝鮮人をテーマにした作品が少なくありません。―1970年代の、ある本棚を除いてみました。
子どもと過ごす時間が普段より多い夏休み。海や山に行くのもいいですが、家で工作をしながら過ごす時間も楽しいです。
デザイナーである任香淑先生と折り紙名人の金福漢先生がその作り方を隠さず教えます。
今年の夏は、イオを見ながら子どもと一緒に工作だ!
ウリマルを奪われた1世、1世のウリマルを聞き育った2世、ウリマルを学校で学んだ、そして学べなかった3世…。
本来、同胞の生活のなかにあるべきウリマルが、歳月の経過とともに、影を薄くしつつある。
しかし、まだまだウリマルは手をのばせば届くところに存在する。
手をのばすこと、そして、「朝鮮語」を「ウリマル」だと感じることが大切だ
生身の役者が観客の目の前でリアルタイムで表現活動を行う演劇。そこに演者と観客の共通した「空間」と「空気」が生まれる。現実(リアル)を反映し舞台ができあがり、舞台を通して訴えることにより現実を動かそうとする。
在日同胞社会の中で演劇はいつも重要な役割を担ってきた。
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