朝鮮高校生に笑顔を―2・20省令改悪から4年、日本各地でアクション
20の都道府県で朝鮮高校生裁判支援全国統一行動「私たちの願い―朝鮮学校生に笑顔を! 全国行動月間2017」が約40日にかけて行われ、同胞と日本市民が手を取り合い、朝鮮学校が置かれた差別状況を世論にアピールした。
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20の都道府県で朝鮮高校生裁判支援全国統一行動「私たちの願い―朝鮮学校生に笑顔を! 全国行動月間2017」が約40日にかけて行われ、同胞と日本市民が手を取り合い、朝鮮学校が置かれた差別状況を世論にアピールした。
純粋で明るく、人懐っこい山口朝鮮初中級学校の児童・生徒たち。人数は少ないがたくさんの笑顔にあふれている。昨年度は学校創立60周年、民族教育実施70周年を記念するイベントで児童・生徒も教員も大忙し。県内に唯一残る朝鮮学校としての期待を背に、今日も学校生活を送る。
教員や保護者たちが、「家族のようなハッキョ」と愛情を込めて言い表す東春朝鮮初級学校。地域の同胞たちにも支えられながら70年の伝統を守ってきた。昨年の創立記念行事には学区内外から1600人の参加者が集まり、改めて地域にとってなくてはならない拠点であることを再確認させた。
学校法人大阪朝鮮学園が原告となり、大阪府、市内の朝鮮学校に対する補助金を不支給とした処分の取り消しと交付の義務づけを求めた裁判(2012年9月提訴、以下、大阪補助金裁判)で、大阪地方裁判所(山田明裁判長)は1月26日、原告の訴えを全面的に退ける判決を言い渡した。地裁は、補助金不交付の決定は「裁量の範囲内」と認め、不交付の処分性に違法性はないとした。判決を受けて原告側はただちに控訴する意向を表明した。
「子ども目線」で、今の世の中はどう見えているのでしょうか?絶滅危惧種に指定されているクロツラヘラサギの保護活動、ウリトンネの名残が残る街の風景に、自らが学ぶ学校のルーツ、そして社会に問いかけたいこと…。
子ども記者たちが足で稼ぎ、作りあげたオリニ新聞、お楽しみください。
日本最大の朝鮮人集住地域である大阪市生野区に建つ生野朝鮮初級学校。単設の初級学校としては日本全国の朝鮮学校の中で最大の規模を誇る。昨年、創立25周年を迎えて、幼稚班で2歳児保育が始まり、校舎の改修・補修など教育環境の整備も行われた。
1949年の学校閉鎖令後、朝鮮学校が再建されるまでの経緯は各地でさまざまだが、滋賀県では「民族学級」を経て学校が再建された。60年4月、滋賀朝鮮中級学校(後に初中級学校、現在は初級学校)が開校するまでの歴史を振り返る。
朝鮮大学校創立60周年記念国際シンポジウムが2016年11月12日、学園祭が13日に同校で開かれた。朝大の枠を越え、人びとが交流し賑わう2日間となった。
北海道朝鮮初中級学校が創立されたのは1961年。それまでは道内各地に「午後夜間学校」を置き、自主学校という形で教育が続けられてきた。北海道での民族教育はどのように始まり、発展してきたのか。数少ない資料と当時を知る同胞たちの証言をもとに、高級部が併設されるまでの歴史をたどってみる。
朝鮮学校への高校無償化制度適用を求める「金曜行動」が10月21日、第100回を数えた。文部科学省前には朝鮮大学校学生、朝鮮高校生、保護者、日本人支援者たち総勢1000人が集まりシュプレヒコールを叫んだ。10月28日には、韓国から12人の有志が駆けつけ、「金曜行動」参加者たちを激励した。
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