朝鮮半島 – ページ 7 – イオWeb

カテゴリー: 朝鮮半島

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vol.8 vol.8 〝歴史的病理〟を葬るために 虐待死のウィシュマさん、遺族は闘う

昨春、名古屋入管で虐待死させられたウィシュマ・サンダマリさん(享年33歳)の遺族が、国に約1億5600万円の賠償を求め闘っている。7月20日、名古屋地裁で開かれた第二回口頭弁論を傍聴した。 「収容は適法」「処遇に違法性はない」。入管に非はな...

自主、平和、民族大団結で、朝鮮半島の統一を

7・4共同声明発表50周年/東京で集会 7・4共同声明50周年記念ウリキョレモイム(우리겨레모임)が7月4日、東京都の日暮里サニーホールで行われ、日本各地から約120人の同胞たちが集まった。 「自主、平和、民族大団結」の祖国統一3大原則が盛...

vol.7 ウリハッキョで「出会う」 クルド人と在日朝鮮人

扇形に並んだ机に着き、目の前に視線を注ぐ学生たち。要の位置にある椅子に座った男性は、ギターを抱えて問いかけた。「クルドと聞いたことはありますか?」。沈黙に被せるように彼が訊く。「ではトルコは?」。数人が頷くと、男性は笑みを浮かべつつ、弦を爪...

vol.6  反差別に垣根はいらない  ウトロ放火事件とメディア

京都・ウトロ地区などでの放火事件は、奈良県の男性(1999年生)が、非現住建造物放火ほか2件の罪で京都地裁に起訴され、現在、公判が続いている。6月21日に被害者の意見陳述と論告求刑があり、夏には判決が出る見通しだ。 ウトロ平和祈念館の展示予...

vol.5 一世からつないだ魂のリズムで

「ウトロ平和祈念館」(京都府宇治市)が4月30日に開館した。 レイシズムと歴史改竄が蔓延するこの日本社会において、その存在自体が一つの抵抗だ。大型連休中は、マダン劇公演や記録映画の上映会などの記念行事が催され、延べ約2000人が参加した。最...

vol.4 潮目は変わりつつある ウトロ放火事件起訴から2ヵ月

ヘイト犯罪を巡る刑事司法の判断は、蛇行しつつも前には進んでいる。とりわけ京都朝鮮学校襲撃事件を出発点に、川崎・桜本の地域一丸の闘いを決定打に実現した日本初の反差別法「ヘイトスピーチ解消法」成立以降、それは顕著に表れている。 2016年10月...

海底に眠る犠牲者に尊厳を/長生炭鉱水没事故80周年犠牲者追悼集会

長生炭鉱水没事故80周年犠牲者追悼集会が2月12日、山口県宇部市の長生炭鉱追悼ひろばで行われた。集会には李実・総聯山口県本部副委員長をはじめとする同胞と、「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」の井上洋子、木村道江両共同代表をはじめ日本の有志ら1...

vol.3 声は、必ず誰かに届く― 伊藤詩織さん、高裁でも勝訴

「投壜通信」――難破船に乗る者が、沈みゆく船の中で大切な人に宛てて手紙を書き、壜に詰めて海に投擲する行為のことだ。思いもかけぬ災厄の中から、それでも「いつの日にかはどこかの岸辺に――おそらくは心の岸辺に――流れ着く」ことを信じて。詩人、パウ...

vol.2 焼け跡に立ちあがる言葉

差別と闘うとは、今とは違う世界を夢見ること。現実を凌駕するだけの想像力を鍛えることだ。共に闘う繋がりの拡大だけではない、いまはまだ出会えぬ者たちとも友人、きょうだいとなり得る未来を思い描き、対峙している相手も変わり得るとイメージすることだ。...

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