朝鮮半島 – ページ 9 – イオWeb

カテゴリー: 朝鮮半島

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【特集】通巻300号記念特集 イオのこれから

1996年7月号から始まった月刊イオが、2021年6月号をもって通巻300号を迎えました。日本や朝鮮半島、また世界各地に暮らす同胞たち、日本の方々に支えられ、大切な節目を迎えることができました。300号では、イオの原点と今後の課題について考...

在日朝鮮人を見つめて

vol.42 「誠心の交わり」、この場で― 開きつづけた、決意の歩み

出自は消し去るものとされ、朝鮮語も文化も教えられず、ルーツに根差したコミュニティーもなかった私にとって、「朝鮮学校」は敷居の高い存在だった。学校行事などで「ウリマル」で挨拶するハッセン(学生)たちの「正しさ」が、何もない自分の心に突き刺さっ...

在日朝鮮人を見つめて

vol.41 生身の人間と向き合う“思想” 田中宏の「譲れぬ一線」

人と会って話をきく、その人の「生き方」や「思想」を教えてもらって文章を書いて来た。だから「師」というべき人は各地にいる。その一人が田中宏さんだ。84歳を迎えた直後の2月13日、川崎市の多文化交流施設「川崎市ふれあい館」で、講演会を共にする機...

【イオ ニュース PICK UP】東京高裁、130万円の支払い命じる

ネット上のヘイトスピーチで 当時中学3年生だったコリアンルーツの中根寧生さん(18)が、匿名ブログに書かれたヘイトスピーチによって人格権を侵害されたとして損害賠償を求めていた訴訟の控訴審判決で東京高裁は5月12日、一審に続き「人種差別に当た...

映画「私はチョソンサラムです」 4月17日、東京で上映会

日本で「朝鮮人」として生きようとする人たちの、心の機微を追ったドキュメンタリー。韓国在住のキム・チョルミン監督が撮影にあたった。 京都朝鮮第1初級学校を襲った差別主義者たちと闘う母親、ハンディを抱える息子を小さな朝鮮学校で育てる家族と教員た...

在日朝鮮人を見つめて

vol.40 国とは誇りであり、命 最後の原告、玄順任さんを悼む

植民地時代は低賃金、重労働で使い倒して、戦争が終わったら利になることはみんなカットする。在日に年金出さへんのは卑怯や、不公平や!」 岩盤に爪を立てるような叫びが耳朶にこびり付いている。国籍を「理由」にした差別を裁判で問うた在日高齢者無年金訴...

在日朝鮮人を見つめて

vol.39 ウトロで死ぬまで暮らす― 最後の一世・姜景南さんを想う

  京都・ウトロ地区最後の一世、姜景南さんが2020年11月、95歳で逝った。ひっきりなしに煙草をくゆらせ、底辺労働の場で身に着けた粗い言葉で語る。寄り合いで酒が入れば真っ先にアリランを歌い、終宴までオッケチュムを舞う。まさに身体...

在日朝鮮人を見つめて

vol.38  あり得べき世界への一歩を刻む

差別が何を奪ったかを自分の口で伝えたかった――。 在日朝鮮人集住地域、川崎市・桜本の多文化交流施設「ふれあい館」などに、在日の虐殺や同館爆破を予告する文書が送られたヘイトクライム。被告は控訴を断念、2020年12月18日、懲役一年の実刑が確...

Vol.1 朝鮮に禁煙ブーム到来!―「喫煙者天国」は昔、効果挙げる法規制と禁煙運動

金淑美 ●朝鮮新報平壌支局 喫煙の規制が世界的な趨勢となって久しい。禁煙ブームは朝鮮民主主義人民共和国も例外ではない。訪朝経験者はにわかには信じがたいかもしれないが、「朝鮮ではどこでもタバコを吸える」は過去の話。近年、社会的な禁煙の取り組み...

【特集】「朝鮮」再定義 言葉の解放をめざして

日本による植民地政策と戦後の未清算によって、「朝鮮」と名のつくものには長年をかけて“忌むべきもの、憎むべきもの、恥ずべきもの”というイメージが蓄積されていった。 日本社会にこびりついた偏見を剥がし、「朝鮮」という言葉を解放するためには、対抗...

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