Vol.5 初級部5年~「自主性」の高まりと確かな「人間力
金創一 ●26、西神戸朝鮮初級学校教員 思春期の始まり 初級部5年生といえば、高学年の学校生活にも慣れ、自分なりの考えや意思、いわゆる「自主性」が高まっていく時期だ。児童たちはクラスや部活動、そして家庭など集団の...
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金創一 ●26、西神戸朝鮮初級学校教員 思春期の始まり 初級部5年生といえば、高学年の学校生活にも慣れ、自分なりの考えや意思、いわゆる「自主性」が高まっていく時期だ。児童たちはクラスや部活動、そして家庭など集団の...
本誌で2013年1月号から連載してきた「同胞権利ヒストリー」が今月号をもって終了する。連載最終回となる今回は、これまでの取材・執筆を通じて感じたことや、残された課題などについて思うことを書いてみたい。 権利獲得運動のダイナミズ...
在日コリアンを沸かせてきたサッカー。1993年に日本でプロリーグが発足して20年経った今、数多くの在日朝鮮人選手がプロとして活躍、格闘しています。期待あつまる若手選手や指導者たち、そして、パイオニアとして道を切り開いたサッカーマンたちを一挙紹介します。
2月17日、東京朝高生62人が東京地裁に国賠訴訟を起こした。
朝鮮半島の分断によって北と南に生き別れた離散家族・親せきたちの対面行事が2月20日から25日まで金剛山で行われた。
梁清姫 ●52、川崎朝鮮初級学校教員 高学年の始まり 好奇心や行動力も増す、いたずら盛りの4年生。日本の学校では中学年(3・4学年)というカテゴリーに分けられるが、朝鮮学校では5・6学年と同じ高学年という集団に属...
植民地支配や戦争の被害を受けた人々に対する戦後補償において、日本は過去の反省と清算から目を背け、被害者の訴えを退け続けている。1990年代以降、被害者による訴訟が日本政府や企業を相手に相次いで起こされるが、そのほとんどが棄却された。 &nb...
東日本大震災が起きた時、在日同胞社会の「相扶相助」の精神は
被災地の同胞たちに多くの力を与えました。しかし3年が経った今、
被災地の現状をどれほどの人が知っているでしょうか。
被災者の思いをどれほど想像できているでしょうか。
ともすれば被災地から距離がさらに遠ざかっていくかもしれない、私たち。
今、風化することのない思いを、もう一度被災地へ――。
「国連・人権勧告の実現を! ―すべての人に尊厳と人権を―」のタイトルのもと集会とデモが1月25日、東京・代々木公園野外ステージで行われた。同実行委員会は、様々な人権問題に取り組んできた個人や団体が集まり組織されたもの。集まった約600人の参加者たちは、それぞれの問題に呼応しながら解決していこうという思いを一致させた。
戦後、在日朝鮮人に対する就職差別は「常識」だった。公的機関による外国人排除の論理は民間における国籍・民族による就職差別を助長し、在日朝鮮人の職業選択の自由は侵害され続けた。その傾向は現在においても根本的に是正されていない。 大...
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