当たり前に本名を名乗れる社会を~vol.14 民族名をめぐるたたかい
在日朝鮮人の多くは本名である民族名のほかに「日本名(通称名)」という2つの名前を持って生活してきた。朝鮮人差別が根強く残る中で、ある者は民族名を名乗ることに不利益を強いる現実に抗い、またある者は奪われた名前を取り戻すたたかいに立ち上がった。...
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在日朝鮮人の多くは本名である民族名のほかに「日本名(通称名)」という2つの名前を持って生活してきた。朝鮮人差別が根強く残る中で、ある者は民族名を名乗ることに不利益を強いる現実に抗い、またある者は奪われた名前を取り戻すたたかいに立ち上がった。...
趙晴美 ●東京朝鮮第1初中級学校教員 「末っ子」から上級生に 初級部2年生は、初めての学校生活を経験する1年生に比べて、だいぶ落ち着きが出てくる。前年度の1年間の経験を活かしながら、「わがもの顔」でのびのびと学校...
在日外国人の多くを朝鮮人が占めていた時代、民間の賃貸アパートに「朝鮮人お断り」などの露骨な張り紙がしてあることは少なくなかった。国籍を理由にした差別に声を上げることができない状況は長く続いた。
チョソンサラム(朝鮮人)として生きていく力をつけるための体系的な教育を受ける第1歩となる初級部1年は民族教育の出発点、学校生活の始まりであり、母国語としてのウリマル(朝鮮語)をはじめさまざまな「ウリ」に触れ、成長していく学年でもある。
開城は、朝鮮初の統一国家高麗の千年の歴史と文化が香る古都である。東アジア最大の寺院・霊通寺をはじめ、学者・政治家として歴史に足跡を残す鄭夢周ゆかりの崧陽書院、そして鄭が暗殺された善竹橋などの遺跡が多く存在する。
在日3、4世のポートレート 雑誌『セセデ』で2011年から2年間表紙を担当し、若い世代の同胞のポートレートを写真に収めてきました。大学生や高校生、ウリハッキョのソンセンニムなどなど、同世代の同胞たちとの出会いは自分にとって新鮮でした。目標に...
在日朝鮮人の障害者、高齢者の一部の人々は年金を受け取れず、苦しい生活を送っている。国籍に関係なく等しく支給されるはずの年金制度の不備によって生まれた無年金問題。日本政府による制度的差別の一つであるこの問題はいまだ解決を見ていない。 &nbs...
優雅な動き、躍動感溢れる力強さ… 魅力的な舞踊のライブ 撮影のテーマとして、いま最も魅力を感じているのが舞踊(現代、古典)のライブ撮影です。踊り手の動作はもちろん舞台照明の再現、踊り手の作る陰影、そういったものをきれいに映しこむにはそれなり...
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