3.11から3年 震災と同胞社会
東日本大震災が起きた時、在日同胞社会の「相扶相助」の精神は
被災地の同胞たちに多くの力を与えました。しかし3年が経った今、
被災地の現状をどれほどの人が知っているでしょうか。
被災者の思いをどれほど想像できているでしょうか。
ともすれば被災地から距離がさらに遠ざかっていくかもしれない、私たち。
今、風化することのない思いを、もう一度被災地へ――。
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東日本大震災が起きた時、在日同胞社会の「相扶相助」の精神は
被災地の同胞たちに多くの力を与えました。しかし3年が経った今、
被災地の現状をどれほどの人が知っているでしょうか。
被災者の思いをどれほど想像できているでしょうか。
ともすれば被災地から距離がさらに遠ざかっていくかもしれない、私たち。
今、風化することのない思いを、もう一度被災地へ――。
過去の出来事や遠くで起こった出来事をいきいきと伝えてくれるドキュメンタリー作品。在日同胞社会で起こった出来事を描いたドキュメンタリー作品もこれまで数多く作られてきた。それらは在日同胞の歴史を伝える貴重な記録となっている。特集では、ドキュメンタリーとは何かを探りながら、ドキュメンタリー作品とその作り手を紹介した。いま、映像機材の発達にともない、誰もが「記録する者」になれる時代だ。何を、いかに、何のために、記録するのか。ドキュメンタリーの視点を獲得することが大切だと考える。
世界記録を塗りかえるスポーツマンの挑戦は、それだけで圧倒される。 しかし「国」同士が勝敗を競うこの国際社会で、スポーツがナショナリズムと関連して 政治的に利用されてきたのも、また近現代の歴史だった。朝鮮半島や在日朝鮮人の歩みから 「スポーツと政治」を、また政治を越える「スポーツの力」について考えてみたい。
朝鮮戦争(1950~53年)は今年7月、停戦から60年を迎えた。朝鮮人民軍およびそれを支援した 中国人民志願軍と米軍を中心とする国連軍、韓国軍の間で戦われた3年間の戦争の犠牲者は軍人、民間人合わせて 数百万人ともいわれる。焦土化した国土、1000万人にのぼる離散家族、その後の民族分断の固定化と朝米対立―。 朝鮮半島は今も戦時下にある。戦争の終結と平和を求める声が高まる中で、朝鮮戦争の意味をあらためて問う。
日本社会の「反北朝鮮」の世論作りに日本のマスメディアによる歪んだ報道が大きな役割を果たしている。「高校無償化」からの朝鮮学校排除問題に代表されるように、同じように在日朝鮮人の問題についても日本のマスメディアの報道は、正しい情報、視点を伝えているとは言えない。報道のあり方が在日朝鮮人の生活に直接悪影響を与えると言っても過言ではない。
日本のマスメディアは在日朝鮮人をどのように報じてきたのか、またそれがどのような影響を及ぼしてきたのか、検証する。
この春、お子さんがハッキョに入学するオンマ、アッパたち、
입학 축하드립니다!(入学おめでとうございます)。
校門をくぐるわが子のランドセル姿に喜びいっぱいでしょうね!
その喜びと同じくらい、「うちの子、やっていけるのかな?」という心配も多いはず。
遠距離通学、宿題、放課後の過ごし方…。入学シーズンを迎える4月号では、学校生活をサポートするうえで役立ててほしい先輩の声、子どもたちの奮闘ぶりをまとめました。
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