「宇宙戦争」
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金曜日の夜、テレビで「宇宙戦争」という映画をやっていたので、見た。2005年に公開されたスピルバーグ監督の作品だ。原作はH・G・ウェルズの同名小説。また、ラジオドラマになった際には、本当だと思った米国の聴衆がパニックを引き起こす事件も起こったとされている。
そういうことがあって、公開当時から観てみたいと思っていたので、チャンネルを合わせたのである。しかし、結論から言うと、非常にストレスが溜まった。トム・クルーズ演じる父親と子どもたち両方の態度と行動がイライラしてくる。親子の絆が中心で、それをSF映画で描くものだから、消化不良をおこした。あっけらかんとドンパチやるほうがすっきりする。イライラしながら、結局最後まで2時間半も見てしまった。それがまた、くやしい。
宇宙といえば、朝鮮の人工衛星・光明星2号。公開された発射時の映像を見て、すごいなあと感心してしまった。
10日の金曜日、河村建夫官房長官が記者会見で「人工衛星の実態がない。今回の発射の本質は国連安全保障理事会決議に違反する弾道ミサイル計画に関連すると断定し、政府として『北朝鮮のミサイル発射』という表現にした」とのべた。日本政府として改めて「ミサイル発射」と断定したということだろう。
もう後に引けない悲しさがにじみ出ている。国際社会で孤立していく姿といい、微生物のことも事前に調べられなかった宇宙からの侵略者と同じくらい、日本政府は滑稽だ。そして、ラジオ番組を聴いて、本当に火星人が襲ってきたとパニックを起こした昔の人たちを、いまの日本人は笑えない。(k)
この映画、劇場見に行きました
僕にとっては、トムクルーズもダコタファニングも好きだし、スピルバーグの「未知との遭遇」と被る演出もあったり、で、公開まで待ちきれなかった事を覚えていますよ。この映画は嫌いな人が多数派だけど、僕は好きです。どこがいいかは、今度飲みながらNE- (^0^)/