スペースデブリ
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「スペースデブリ」。
そう、「宇宙ゴミ」のことです。
何日か前、テレビでこの「デブリ」について知りました。
地球の周りには無数のデブリが存在していて、
それぞれ違う軌道を周回しているそうです。
それも秒速7、8km!
直径10cmくらいのデブリが
宇宙船や人工衛星、宇宙ステーションなどに衝突した場合、
そのすさまじい破壊力からして、完全に破壊されてしまうそうです。
現に、数mm単位の微小デブリの衝突は頻繁に起こっていますが、
国際宇宙ステーションなどでは衝突が起こった場合、
デブリが貫通して穴が開いた箇所から乗組員を避難させ、
そこを宇宙ステーション本体から切り離すという消極的な対策しかできない状況らしいです。
そもそもデブリは、宇宙に本来あったものではなく、
完全に人工物体です。
さまざまな理由から使えなくなった
人口衛星やそれを搭載したロケットの残骸などなど、
人類の宇宙開発にともなって生まれたゴミたちです。
衛星は私たちの生活に欠かせないもの。
衛星があるからこそ、海外で行われているスポーツの試合をテレビで観戦したり、
天気予報の気象図を見たり、
カーナビを使って道を検索したりできますよね。
でも便利さに上乗せされるように、
いろんな問題もあるんだと知って驚きました。
宇宙は「無」の空間だと思いがちですが、
ゴミがびゅんびゅん飛んでるなんて、信じられないです。(里)
デブリを知るなら
幸村誠「プラネテス」というマンガがあります(講談社)。
近未来の宇宙でスペースデブリを拾う宇宙の掃除人
「デブリ屋」たちが主人公です。
現在の科学テクノロジーや社会状況と
そう離れていない背景設定(デブリ屋たちは会社員!)や
淡々とした日常のなかの
笑いあり涙あり哲学ありなストーリーが、リアルで読ませます。
一度手に取ってみてはいかが?
面白そうですね
漫画家の着眼点はすごいですね。
ぜひ一度探してみたいと思います!
私としては宇宙につながる漫画の中で
「ぼくの地球をまもって」が、
印象強く残っています。
輪廻転生とか本当にあるのかな?などと考えたものです。