スーパースターの死
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あの世界的スーパースターのマイケル・ジャクソンが心肺停止状態となり、25日に亡くなったというニュースを聞いて驚いたと同じに、50歳だったということにも驚きました。
やはりスーパースターだけあって外見が年を感じさせないくらいのビジュアルだったということでしょう。
朝、テレビをつけこのニュースを見て、私にとってはブラウン管の中だけの存在でしかないせいか、「そっかー…亡くなったのか」というだけの感想しかなかったのですが、この訃報を、世界中のファンが悲しんでいるんだろうと考えると、私自身も悲しまなきゃいけないのかなという、なんだかよくわからない気持ちになってきます。
このニュースを見て、まっさきに思い出したのが彼の大ファンである私の友人でした。
彼女も当然このことは耳に入っているでしょうし、悲しんでいるでしょう。彼女はよく、早朝からジャクソン5の歌を頻繁に聴いていたり、道ばたで唐突にムーンウォークをやりだすくらい、熱狂的なファンでもありました。
朝っぱらから友人に「マイケルが死んだらしい!」なんてメールでもしようかと考えましたが、それもなんだかばかばかしくて結局やめました。
たった一枚のCDを出せば何億円も売れる。肌の色や顔が変われば瞬く間に騒がれる。彼が過去、起こした騒動や成し遂げたことがどれだけの影響力を及ぼしたのかがよくわかる。
そして、今回の彼のように一人の死が、全世界の人に伝わるということ。とてもじゃないけど考えられない。
「虎は死して皮を残す」ということわざがありますが、それでは人は何を残すか。「人は死して名を残す」とよく言われています。
彼もまた、この世界に名を残した歴史的な人物の一人となってしまいました。当分はこのニュースが嫌というほど続くのでしょう。(R)