選挙と24時間テレビ
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今日は衆議院議員選挙の日だ。
自民党が破れ民主党政権ができるのは確実な勢いのようで、「歴史的な選挙」であることには間違いない。
民主党が支持されたということではない。本来、一国を動かす器もない人間が首相になり続け、3人続けて1年で交代するのだから、あまりにも自民党のあり方が悲惨だったということであろう。自民党政権は、対朝鮮政策だけを見ても、思想も哲学もビジョンもまったくもっていないことをさらけだしてきた。
あまり期待はしていないが、民主党には対朝鮮政策、そして朝鮮人をはじめとする在日外国人政策を根本的に変えてくれるよう、切に願いたい。
選挙の日の楽しみといえば、各局が放送する選挙報道番組だ。落ち着いているNHKを基本に各局を見比べる。当選・当選確実の数字が局によって違ったり、コメンテーターの顔ぶれが局の性格をあらわしていたりといった部分も面白い。
日テレは、幸か不幸か、毎年恒例の24時間テレビと選挙日が重なってしまった。他局が午後8時から選挙報道を始めるのに、日テレは9時からとなる。8時から9時は感動を押し付ける芸能人のマラソンのクライマックスに当たるので、選挙結果は画面の隅で流すだけになるのであろう。
ところで、日テレの24時間テレビは募金を集めることを目的に放送していると認識しているのだが、合っているのだろうか。
だとしたら、番組制作にあれほど莫大なお金をかけずに、その分を募金に回せばいいのにといつも思ってしまう。募金する人も、お金をかけているから、人気芸能人が出ているから、芸能人がマラソンを走るから、募金を出すのではないはずだ。(k)