ある日の日曜日の朝
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毎朝、6時半ごろ起きているのだが、日曜日もだいたい同じような時間に目が覚める。体内時計がそうセットされているということもあるだろうが、年をとったから、というほうが正しいだろう。
7時半前に、息子が起きてくる。普段は起こしても起きないのに、自分から起きてくる。7時半からテレビを見るためだ。
7時半から特撮ヒーローシリーズを放送している。7時半から「シンケンジャー」、8時から「仮面ライダーW」である。息子は、一般的にそういう番組に興味を持たなくなる年齢にもかかわらず、必死になってみているのだ。息子の横でいっしょになって見るのが日課になっている。
「シンケンジャー」については、このブログの最初のころに書いた。「仮面ライダーW」は、原点回帰という感じで、形が初代の仮面ライダーに似ている。みそはふたりがひとつの仮面ライダーになるところだ。探偵所所長役の女の子の役柄がちょっとうっとうしい。
仮面ライダーが終わると「サンデーモーニング」という番組にチャンネルを変える。特に見たいという番組でもないのだが、他に見るものもないので見る。しかも8時半ごろからスポーツコーナーが始まるので、関心のないプロ野球のことや意味のない「カツ!」を、ボーっと眺めている。
でもすぐにチャンネルを変える。9時から「ドラゴンボール」が始まるからだ。チャンネル権はこちらにない、というより何を見てもいっしょという感じだから、息子に任せているのだ。
テレビのドラゴンボールはいま、フリーザとの戦闘の前のギニュー特戦隊(あってる?)と闘っているところで、ドラゴンボールがグダグダになる前の、最後の盛り上りのところを放送している。ドラゴンボールをテレビアニメで見るのは初めてだが、話の進み具合が遅くてイライラしてくる。こちらがストーリーをすべて知っているからということもあるのだろうが。でも、息子に話の展開をばらすという意地悪なことはしない。
ドラゴンボールが終わったら、そのあとはそのときの気分しだいでチャンネルを変える。でも、テレビ朝日の「サンデープロジェクト」だけは見ないことにしている。
こうして、ぐだぐだと日曜日の朝が過ぎていく。(k)