日曜日に思ったこと
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昨日は第60回東京朝高卒業式があり、私も妹が卒業するので参加してきました。
私も同校卒業生ですが、卒業式に参加するのは高級部3年以来のことで、
久々に朝高生のトレードマークである「アイパー」頭や、
卒業公演で「万豊年」の歌を肩を組みながら歌う生徒たちの姿を見ながら
すごく懐かしくもあり、うれしい気持ちになりました。
(ちなみに、アイパーは来年から禁止になるとかならないとか…。
個人的にはすごく寂しいんですけど。笑)
式に参加している最中、在学中の高2の女の子の投書が、
朝日新聞の朝刊の「声」の欄に掲載されたというニュースを聞きました(校長先生がおっしゃってました)。
その子の名前を聞いて一瞬耳を疑いました。
私がここ数年来かわいがってきた、同じ部活の後輩だったからです。
家に帰って確認してみると、やっぱり私が知っているその子でした。
「朝鮮学校生を除外しないで」という投書を読みながら、胸が締めつけられるような思いになりました。
短い文章の中には、私も知らなかった彼女の家庭環境のこと、
そして高校無償化を朝鮮学校にも適用するようにとの訴えがこめられていました。
みなさんにも読んでもらいたいです。
先日(K)さんもこのブログで書かれていたように、
当たり前のことを訴えるために、いろんな根拠をもちださなければいけない、
一生懸命説明しなければならない今の現状が残念でなりません。
卒業した高3たちは、卒業式を目前に控えながらも街頭に出て署名活動をしていました。
難しくてわからないことも多いけど、「とにかく私たちの学校を差別しないで」と一生懸命訴えたんだと思います。
ほかの地域の朝高生たちもそうだと思います。
そんな一つひとつが報われると信じてます!(里)