公開授業
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先日、息子が通う朝鮮学校(小学校)の公開授業に行ってきました。公開授業というのは日本の学校で言う授業参観のことで、年に2回行われます。今回の公開授業では、理科と日本語の授業を見学しました。
日本の小学校の授業参観は、シーンと静まり返っているという印象です。いつもは騒がしい子どもも、自分の親が後ろに立っていると緊張するし、見学に来た保護者も黙って授業を見ているものです。○十年前の記憶なので、いまの授業参観がどのようなものかはわかりませんが。
しかし、朝鮮学校はちょっと違うんですね。
親が子どものノートを覗き込んで、答えが間違っていようものなら教えるし、子どもも親が来たら手を振るし、母親同士は授業中に教室の後ろで世間話をしているし、学校にあがる前の小さな子どもも連れてきてそこらへんを走り回っているしで、大変です。カメラやビデオを持ってきて撮影するのは当たり前ですが、堂々と教室の前に行って撮影する親もいます(これ、私です)。
先生も慣れたもので、なんら動揺することなく授業を進めます。
でも、朝鮮学校のこういう公開授業が非常に気に入っています。学校と子どもと保護者が一体となっているというか、非常に朝鮮人らしい。
運動会も日本の学校とずいぶん雰囲気が違います。運動会についてはまた、このブログで報告したいと思います。
公開授業というからには、保護者だけでなく、一般の人も見学できるのだと思います。高校無償化問題のときに、「朝鮮学校はどんな教育をしているのかわからない」と言う人がいましたが、授業も教科書も公開しているので自分の目で見ればいい。
秋にもまたあるので、朝鮮学校の授業を見たいという方は、ご連絡ください。(k)
私も書きました。
東京チェーサムの公開授業、「統一評論」に連載中の「朝鮮学校のある風景」に書きました。k編集長のことも少し…(評論の編集長がカットしなければ)。5月18日発行の「評論」をお楽しみに。金日宇
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sonnykim83
こんにちは
朝鮮学校は単なる学校ではなく、父母、同胞の方どうしにとっても貴重な場所なのですね。
先生が一方的に授業をして、子どもたちが理解しているかどうかに関わりなく進んでいく日本の学校とは違い、1人1人の子どもたちがしっかりと前進していくために、お父さん、お母さんも先生なのかもしれませんね。
朝鮮学校ほど開かれている学校はないと思います。それは朝鮮民族としての誇りを身につけていくなかで、真に開かれた心や見識を持って、活躍している人たちがいるからです。
もし閉ざされた学校だったら、ラグビ―準優勝もJリ―グで活躍する選手も輩出出来ないと思います。
そんな朝鮮学校を守っていくことは日本、日本人にとってもとても大切だと思っています。
日本人としてそう思いました。
コメント、ありがとうございます
金日宇さん、統一評論を楽しみにしています。
SONNY KIMさん、ツイッターのつぶやき、読みました。ありがとうございます。これからもどんどんつぶやいてください。フォローします。
夏の雪だるまさん、いつもコメントありがとうございます。これからも朝鮮学校への支援、お願いいたします。