男子厨房に入りましょう
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先日、埼玉県某所にある同胞の焼肉屋さんを取材しました。料理人の方に、手軽に作れるおすすめ料理のレシピを紹介してもらい、その料理を撮影するという、いたってシンプルな取材なのですが、かなり苦労しました。(汗)
厨房に入り、料理を作る店長さんの説明を聞きながら、そばで必死にメモを取る私。「あら熱」やら、「4欠け」やら聞きなれない料理用語に悪戦苦闘しつつ、何とかレシピの取材は終えました。
残すは写真撮影。もちろん、ただ撮ればいいというわけではなく、きれいに、そして料理の質感やおいしさが誌面を通じて読者に伝わるように撮るのは当然です。光の当て方や角度を調整し、露出の数値や構図もいろいろと変えてみながら、無心にシャッターを切り続けます。会社の同僚に事前レクチャーは受けましたが、何しろ物撮りの経験が乏しいとあって、撮影中は冷や汗ものでした。手間と時間を割いて料理を作ってくれた店長さんのためにも、下手なものは撮れません。まあ、目の前のおいしそうな料理を早く食べたくてがんばった面もありますが。
肝心の写真の出来ばえですが・・・次号のイオで確かめてみてください。
今回の取材で痛感したのは、男も料理をするべきだということ。食に無頓着な私ですが、何もわからないようでは今後の仕事にも支障をきたします。何よりも、食は人間の生にとって必要不可欠なもの。料理という狭い範囲にとどまらず、広く勉強すべきだと感じました。それには、まず自分で作ってみること。「男子厨房に入るべからず」とか言わずに、積極的にチャレンジしたいと思います。(相)