盆休み
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5日間の盆休みが終わりました。
今年も、二つの実家に行ったため、車の中で約2日間を過ごすというハードな日程でした。私は横で座っているだけでしたが。まあ、帰る「実家」があるというのは良いことでしょう。
休み期間中も、当然のことながら、世の中ではいろんなことが起きます。
今年の夏は猛暑だから多くの人が熱中症で亡くなったり、例年のごとく山や海の事故があったり、靖国神社で支持する側としない側のデモがあったり、「韓国併合」100年の集会が開かれたり、朝鮮西海で乙支・フリーダム・ガーディアン」という米韓合同軍事演習が始まったり、産経新聞は相変わらずでたらめで悪意に満ちた朝鮮問題に関する報道を繰り返したり…。
よっぽど大きなことがあれば、休暇をとりやめ東京にもどるということもあるでしょうが、休暇中は、起こったことは起こったこととしてやり過ごします。
休暇中はネット環境が悪いので、ブログやツイッターで反応するということもなかなかできません。
盆休み中に8月15日の朝鮮解放の日を迎えたのですが、昔は15日の当日やその前日には、大会が開かれるのが当たり前でした。また、各地では同胞たち集まり野遊会などを開き、飲めや歌えの宴会を行っていました。
時代の移り変わりの中で、同胞社会も縮小して行き、ライフスタイルも変わって、盆休みに同胞たちが集まるということはなくなりました。
もうひとつは、8月15日の「解放の日」に対する考え方が変わったのではないかと思います。
確かに日本帝国主義の植民地支配から解放された日なのですが、同時に、南北の分断が始まった日という認識が定着したような気がします。
朝鮮を統一し、完全な解放を勝ち取らなければならないということです。そうすれば、「韓国併合」100年に際する菅首相の談話や、8月15日の李明博大統領の「統一税」云々といった談話も出てくることはないでしょう。
月刊イオ9月号が出来上がりました。通常なら17日に納品されるのですが、休みのために19日になりました。もうしわけありません。
特集は「秋、おすすめの旅―日本の中の朝鮮―」。朝鮮と日本は言うまでもなく隣国同士。古くから人、物、文化などの交流が活発でした。今月の特集は、朝鮮と縁の深い場所の旅行ガイド。秋の連休を利用して、日本の中の朝鮮を訪ねる2泊3日の旅をお楽しんでくださいという内容です。
取材のときは猛暑で旅の風情を感じるという感じではなかったし、盆休みはあわただしくてこれまた旅行という感じではなかったのですが、秋の連休には9月号のイオを読んで、旅を満喫したいと思います。(k)