映画三昧の日々を過ごしたい
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11月号のイオはアニメ特集です。朝鮮アニメ界の紹介、アニメ業界で働く在日同胞、お勧めアニメなど盛りだくさんの内容になっています。自分がまったく知らない分野だったので、雑誌を作りながら多くのことを学べました。
そういえば、最近アニメや映画を観る回数が激減しています。映画館ではもちろん、DVDでも。最寄の駅と家の近所にレンタルビデオショップが1軒ずつあったのですが、今年に入って両方ともつぶれてしまいまして、それ以来足が遠のいています。レンタルビデオショップ○○○○さんと○○○○○さん、今までありがとう!
またまた話は飛びますが、今日から24日まで平壌で第12回平壌国際映画祭が開催されます。2年に1回の開催で、その名のとおり、世界各国から映画が出品されて、市内10数ヵ所の劇場で連日上演されます。もちろん、アニメやドキュメンタリーなども数多く出品されます。海外の映画人も数多く訪れるので、開催期間中は軽く「祭り」のような雰囲気を味わえます。(映画祭なので当然ですが)
私も2004年と2008年に現地で取材した経験があります。取材と称して市内の劇場をはしごして、映画鑑賞三昧の日々を過ごしていたのはここだけの秘密です。(もちろん、ちゃんと仕事もしました)
映画祭の取材で何が面白いかというと、上映される映画の内容もそうですが、劇場に集まる平壌市民の姿や、外国の文化に対する彼らの反応にあります。外国の人気作品に対するユニークな批評眼やラブシーンでの劇場内の雰囲気、それにドキュメンタリー映画が案外不人気だったりと、非常に興味深いものがあります。
映画祭の取材は、自分の平壌特派員活動の中でもとくに印象に残っている場面の一つです。ああ、また平壌で映画三昧の日々を過ごしたい・・・
アップした写真は2008年の映画祭の時のものです。(相)