アニメーションズ・フェスティバル2010
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先日、アニメーションズ・フェスティバル2010へと行って来ました。
アニメーションズ・フェスティバル2010とは
[アニメーション作家山村浩二を中心に2006年に結成された「Animation Creators and Critics」がお届けする、
短編を中心とした新たなアニメーション映画祭](チラシ抜粋)だそうです。
今回は世界から選りすぐった短編アニメーションをAプログラム、Bプログラムと分けて
レイトショーという形で一挙に公開されます。
今回イオ10月号にもご協力を頂いた山村浩二さんと、土居伸彰さんという方がセレクションをしています。
さて、この上映会の会場となったシアターですが、
吉祥寺のバウスシアターというところで、入ってみると100人も収容できないほどのミニシアターです。
山村さんのお話では、この映画館で、
自分が学生のころユーリノルシュテインやプリート・パルンといった著名なアニメーション作家の作品に出会い、
足繁く通った思い出深い映画館だそうです。
上映会の内容ですが、もうこれは「すごい」「衝撃的」でした。
Aプログラムのコンセプトが「2010年(内的)宇宙の旅」というコンセプトと書かれていましたが、その通り。
小さなミニシアターは(内的)宇宙の旅へと旅立つ宇宙船のようで、
大画面から流れ出る圧倒的なパワーの、カタチ、色、音、そして物語の渦に巻き込まれて
あっという間に時間が過ぎていきました。
この上映会で思ったことが二つほど。
短編アニメーションはやはり奥が深いものだということと、
良い作品ほど、映画館で、大画面でみなくてはいけないといったことでした。
確かにいまはyoutubeなどで様々な作品が手軽に見られる時代ですが、
大画面でクリアに見てこそ、どかーんと胸の真ん中をついてきます。
皆さんも少しでも興味がおありなら、ぜひ行ってみてください。
http://www.animations-cc.net/festival10.html
10月1日までで、連日21:00から上映されます。19:30から整理券が配られるそうなので
、行かれる方は早めに行った方がいいです。ちなみに私は19:30に着いたものの、立ち見でした。
でも、どの作品も印象に深く残っていて、本当に行けてよかったと実感。
Bプログラムも時間があればまた行こうと思います。(愛)