関西出張中です
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先週から関西に出張に来ていて今日が最終日です。
久々の出張でしたが、今回もさまざまな出会いがありました。
東京では毎日のように大小の余震が続いていたのに比べ、こっちはまったく揺れを感じません。
ただ、街を歩けばいろんなところで東日本大震災の被災者たちへのカンパの呼びかけなどが行われていたり、
一部地域でペットボトルの水などが品薄になっていたり。
また各地域の総聯支部で「今回、春の花見は自粛するようにした(心情的なものを配慮して)」などという話を聞くたびに、
改めて大震災があったということを実感させられました。
私が泊まった京都の某ホテルの入り口には、こんな貼紙が貼ってありました。
(写真めちゃくちゃ大きいですね、すみません)
西日本で節電をしても、東日本の電力不足にはたいして影響がないそうです。
西日本と東日本の電気の周波数はそれぞれ違っていて、西日本から東日本に電気を送電する際は専用の施設で変換して送るのですが、
そこでどう頑張っても1日に100万KWしか変換できない、つまり送れないそうです。
しかも現在西日本の余剰電力というのがすでに100万KW以上あるために、節電したところで東日本への電力の供給量がアップするわけではないのです。
でも多分、西日本での「節電」はただ電気を節約するというよりも、生活の中のいろんなことを少しずつ節約して被災地への支援にまわそうという意味だと思います。
今回、阪神淡路大震災で甚大な被害を受けた地区である、新長田駅周辺を訪ねたのですが、
きれいに区画整理された街並みを見ながら、16年前の光景はどんなものだったんだろうか、
また今回津波で跡形もなく流されてしまった宮城や岩手の町たちもこんな風に姿を取り戻せるのかと想像してみました。
いまの東北地方は、まだまだ避難所生活を余儀なくされていて、瓦礫の撤去や仮設住宅の建設などが急務で、
「復興(~いったん衰えたものが、再び元の盛んな状態に戻ること)」を目指すのはもう少し時間がかかりそうです。
でも神戸の街並み、人々の姿は、どんな災害が起ころうと時を経て必ずその姿を取り戻せるという確信を与えてくれるようでした。
被災地ではこれからが本当の正念場というか、長いたたかいが始まるのではないかと思います。
物質的な面でなくしたものもそうですが、それ以上に精神的な辛さを乗り切っていくエネルギーが必要になります。
月刊イオではそんな被災地の同胞たち、また被災した家族を持つ同胞たちに向けた応援メッセージを募っています。
(イオのホームページからお願いします)http://bit.ly/eneaaE
たくさんの方たちのご協力をお願いしたいと思います。希望がわいてくる言葉、勇気の出る言葉などを寄せてください!(里)
関西在住です
はじめまして。
関西に住む者の、どう支援していいか迷いながらも
なんとか力になりたいと・・・
そんな気持ちを分かっていただけたことが本当に嬉しく思います。
みぃーこさんへ
コメントありがとうございます!
「何かしなければ」、そんな気持ちが本当に大事だと思います。
物心両面で、被災地の「今後」を見守っていきましょう。