タクシーでの出来事
広告
社会人になって(…といっても、とっくに4年目ですが)、タクシーに乗ることが増えました。
タクシーの運転手は無口な人もいればおしゃべりな人もいてさまざま。
私は基本的に、あちらが何か世間話をしてきた時はそれなりにおしゃべりに付き合うようにしています。
たまに、「そうなんだ~」という発見もあり楽しいですし。
最近の印象としては、不況のため地方から上京してくる運転手たちも多いな、と感じます。
ほんの1週間前のこと。
その日もタクシーの運転手と他愛もない話をしていたのですが、
運転手が「われわれ運転手はね、極端な話、トイレに行けないんですよ」と言ってきたところから話がふくらんでいきました。
タクシーに限った話ではありませんが、普通に路上に車を止めておくと、たとえ短い時間でも駐車違反という違法行為になります。
それに対しタクシー会社の方針は「トイレや食事に行く際は、駐車場に車を止めてから」というものらしく(もちろん諸費用は自己負担)、
多くのタクシー運転手はわざわざ少しへんぴなところの公園などに行って車をしばし止め、自分の用事を見るそうです。
私と話した運転手の知り合いの運転手は、わずか数分コンビニに物を買いに行った後、キップを切られてしまったそうです。
私たちの感覚からしたら、そういった部分は会社が保障してくれなければ、と思うのですが、
今の現状では制度的保障が一切ないため、非常に肩身の狭い思いをしているそうです。
そんな話をしているうちに運転手が、
「タクシー会社の経営者ってね、8割くらいが朝鮮の方なんですよ」と言ってきました。
「在日ってことですか?」思わず少しどきっとしながら聞き返した私でしたが、その後の運転手の話はこうでした。
「外国の経営者の方は、やっぱり不利な面がたくさんあるんですよ。日本人と比べるとね。
そんな立場上、国や行政に文句も言えない。結果、僕らの仕事環境も改善されないんですよ。
彼らだってちゃんと税金払ってるのに、おかしいですよね」
ちなみに運転手は、前原元外相が在日韓国人からのたった5万円の「献金」によって辞任に追い込まれたことについてもおかしいと例をあげていました。
タクシーの世界だけでなく、こういう「不条理」って日本社会にたくさんあります。
私は「ほんとに、おかしいですよね~~」なんて相づちをうちながら、いろいろと考えさせられました。
(…ていうか、この人もしかして??)と思い、その運転手のネームプレートを覗き込みました。
苗字は「松井」さんでした。
「松井さん」は朝鮮人だったんじゃないか、と私は勝手な確信をもっています。(里)
駐車違反は警察利権
「そういった部分は会社が保障してくれなければ」というより、タクシーや営業車は対象から除外すべきと思います。
あんなの警察の利権でしかない。
かめよん。さまへ
コメントありがとうございます!
おっしゃるとおりですね。会社は保障する云々の問題ではないかもしれません。
2002年からタクシーの「規制緩和」が実施された背景を考えると、いまのタクシーをとりまく現状は理不尽に思えます。