本が捨てられない
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先日、実家から電話がかかってきました。
なんと実家に置いてある漫画や本類を全て捨てるという母からの報告の電話。
無理です!!と電話口で反対を叫んでも距離的に無抵抗の位置にいるため、
姉に全てを託し、お気に入りのものだけは捨てないでくれ!と頼みこみました。
「本」というものはなかなか捨てられません。
特にお気に入りのものは何度も読み返したくなるものです。
私は、いつか、老後は本をいっぱい置いたカフェでもして、
本に囲まれた中でゆっくり過ごしたいな~というほど、「本」が好きです。
東京に引っ越してきた時は何も置いてなかった部屋が、気づけば本と雑誌だらけ。
捨てるのは本当に一苦労です。
捨てる過程で、もう一度読み返し、ついつい時間を費やしてしまうということも。
Ipadなるものが普及して、「本」があまり売れなくなるという話も良く聞きますが、
「本」はそれでも永久的に残っていくと思います。いや。残って欲しい!!
紙とインクで出来上がっている「本」自体がたまらなく好きです。
最近のお気に入りは「木版漫画集 猫の世界」(藤宮史著)という本。
ブログでも1回紹介したと思いますが、画像を載せていなかったので、
もう1度紹介します。
100部しか発行されていない本で、
中身は木版画で刷られたもの。
なので、頁をめくるとインクと紙の匂いの古い匂いが漂ってきます。
紙の匂いというのは、なぜか癒されます。
そんな素敵な「本」たちに出会うため、「本屋」も「本」もなくなってほしくないと思う今日この頃です。
さて、もうすぐ夏休み。皆様も良い夏休みをお過ごしください。
私は実家に帰るのですが、何の本が捨てられたのか(><)どきどきしながら帰ります。(愛)