決戦迫る
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いよいよ今日、FIFAワールドカップ・アジア3次予選、朝鮮対日本戦が行われます。
昨日、試合会場である埼玉スタジアムで朝鮮、日本両チームの公開練習が行われました。双方とも冒頭の15分だけメディアに公開されました。遠目から見ることしかできませんでしたが、朝鮮代表チームの選手たちは固さもあまりなく、比較的リラックスした雰囲気だったように思いました。
練習後、監督、主将の記者会見もセッティングされました。
以下、会見での主な発言。(日本側の発言内容は、朝鮮代表チームに関するものをメインに)
日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督:これからが本番、プレッシャーのかかる戦いになる。これまでやってきたものが朝鮮相手にどれだけできるか楽しみにしている。チームとしても、この試合の重要性を分かってくれているし、ここ数日の練習に取り組んで、モチベーションも高い。選手のことは信頼している。対戦相手の朝鮮は、2010年W杯、そして今年のアジアカップも出場している非常に団結力のあるいいチームだと思うが、これまで通りの戦いをすれば問題はない。
主将の長谷部誠選手:朝鮮は非常に守備組織がしっかりしていて、最後のところはしっかり体を張ってくる。前の方は個人技がある選手がいるので、そこは気をつけたい。相手のことはリスペクトしているが、リスペクトし過ぎないように、自分たちのサッカーをしたい。
朝鮮代表チームのユン・ジョンス監督:明日は非常に難しい戦いになると思う。日本は強敵だが、われわれは精神的にも肉体的にも日本を圧倒したい。
主将のリ・グァンチョン選手:日本はアジアで非常に強いチームだが、われわれもおじけづくことなく、チーム一丸となり精神力で日本を圧倒したい。必ず勝ちたい。
双方とも派手な言葉はありませんでしたが、闘志が静かに燃え上がるような感じで、本番に向けての意気込みが伝わってきました。
心配なのは天気だけですが、雨が降らないこと(降ったとしても、ひどくならないこと)を祈るしかありません。(相)