オリニはウリマルとカメラが好き
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(相)さんと同じく出張中の(淑)が、名古屋駅付近のネットカフェからお送りします。
イオ11月号はウリ幼稚班特集!イオで朝鮮幼稚園・幼稚班を特集するのは創刊以来はじめてということで、今回、日本全国の朝鮮幼稚園・幼稚班をリサーチしています。ブロック別に編集部で担当して、取材に当たっています。
私は東海地方の担当。今日までで、ニつの幼稚班を見てきました。一括りに朝鮮幼稚園といっても、それぞれ。地域ごとに園児の数や保護者のニーズなどによって必然と保育の方法も異なります。特に東海地方の幼稚班は少数で保育をしているところが多く、年長、年中、年少、合同で保育をするところもあります。
また、近年では保育の内容を拡充している幼稚園・幼稚班も多く、新しい取り組みも積極的に取り入れられています。それらをどーんと紹介するので、11月号を楽しみにしていてください!
さてさて、一昨日、昨日と取材して感じたのは、まず子どもたちのウリマルの水準の高さ。教員たちの話す言葉もほぼウリマル。年中にもなれば、教員の言葉をほとんど理解するそうです。教員がいっていましたが、子どもたちはある程度言葉を理解できるようになると、みんなウリマルを話すのがうれしくてたまらないのだそうです。あれこれと教員に質問してきたり、辞典(!)を引いたり、向学心も高いそう。
昨日はこんなこともありました。私が園児たちに日本語で話しかけると、
「ウリマルわからないの?○○(名前)たちはウリマルわかるよ」
と言われ、その後うっかり日本語で話しかけたら、
「ねぇ、なんで日本語使うの?ウリマルわかるってさっき言ったじゃん」
と怒られてしまいました。「ごめんなさい」と素直に謝りました(苦笑)。
そして子どもたちは本当にカメラ(写真)が大好き。二日間で「撮って撮って」と何度いわれたかわかりません。「ねぇ、撮ったら?」「撮ってもいいよ」と上から目線の子も(笑)。自然な表情をとらえたいのに、決まってカメラ目線の子や、ピースする子がいたり…。女の子たちのなかでは「ギャルピース」(ピースで片目を囲ってウインク、舌を出す)なるものも流行っているようでした。水筒のキャップだけを首から下げてカメラに見立てている子もいました。教員いわく、私の真似をしていたようです。「おぉ、賢い」と感心してしまいました。
それから以前、編集長と(里)さんが学校の取材で子どもたちに「戦場カメラマン」と言われたといっていましたが、私もついに言われてしまいました。(ブームは去ったのにな)なんて思いながら(笑)。
そして何より、先生方の熱心さに脱帽です。小さな子どもたちからはほんの一瞬だって目を離せない。だけどそんな緊張感は微塵も見せず、笑顔を絶やさず子どもたちと接する姿を見て、純粋に「すごいな」と思いました。
オリニたちは、もう、とにかく、かわいい。走って、歌って、踊って、泣いて、怒って、笑って。この子たちの世界には発見と感動が毎日いくつもいくつもあるんだろうなと、少しうらやんだり、一緒に遊んだり、園児たちに絵本を読んであげるなど「先生もどき」もしながら、楽しく取材をしています。
今日は岐阜初中付属幼稚班に行ってきます。ご存知、記憶に新しい「ウリ民族フォーラム2011in岐阜」でひときわ観客をわかせた「ユチバンレンジャー」のオリニたちです。「ユチバンレンジャー」を見逃したという方は、先日発売になったばかりの岐阜民族フォーラムのDVDをぜひぜひご覧ください。注文はこちら!!→ http://kyc.gr.jp/main/00.osirase/in_4.html オチが宣伝になってしまいました(笑)。今日もがんばります。(淑)
どこの幼稚園も。
7月に行ったのですが、松本のチョソン幼稚園の園児たちもなかなかものでした。
そのときは、水遊びをしていましたが。http://blogs.yahoo.co.jp/uil21/63805656.html
『朝鮮学校のある風景』の編集・発行人
東京
風の噂で聞くところによると、東京第一の幼稚園には、お婆ちゃん先生がいるそうです。
Unknown
>金日宇さま
お久しぶりです。
水遊び、楽しそうですね、全身カラフル!^^ 私も朝鮮幼稚班に通ったのですが、同じように体にペイントして遊びました。
>うしお君さん
東海地方の幼稚班では若い先生方が多く、どこの幼稚班でもみなさん奮闘しておられました!