イオ、2012年に向け発進!
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今年最後となる月刊イオ12月号が出来上がりました。
12月号の特集は「在日外国人のエスニック・ビジネス」。今月号では、在日外国人に光を当て、彼・彼女らのビジネスがどのように行われているのか、どのような課題があるのかなど、現状を探りました。コリアン、中国人、インド人、ブラジル人と、4ヵ国の人々が登場し、いつも以上ににぎやかな誌面になっていると思います。
そのほかにも北海道と埼玉で行われた学校創立記念イベントのようすや、広島医師会の朝鮮訪問、朝鮮大学校ラグビー部のルポなど、バラエティに富んだ内容でお送りします。
2012年最後の表紙はポソン(朝鮮の靴下)。季節感のある配色で、とってもかわいらしいデザインに仕上がりました。12月号、ご愛読いただけたら幸いです。
さて、イオ編集部は2012年に向けて始動しました。
当ブログで何人か2012年の企画会議について書いていましたが、会議は概ね終わり、現在、ライター、デザイナーと、それぞれ担当別に製作に取り掛かっています。
新米の私としては、なにせ初めての経験なもので、「新しいものをつくる」という仕事に、企画会議の段階からワクワクして、胸を躍らせていました。(諸先輩方いわく、新年号の〆切シーズンはいつも以上に忙殺されるそうですが、私は未経験なのでこのように能天気なことを言っています。(笑))
現在、レイアウトの作成、取材対象探し、筆者選定、執筆依頼と、着々と進めています。その過程で、紙の上の企画が一つひとつ形づくられ、みるみる立体的になっていくのを日々実感として感じられます。あぁ、こうやって雑誌がつくられていくのだなと、編集者として新しい経験をさせてもらっています。
思案中の企画については、いかにして実現可能か、試行錯誤中。読者の方々にきっと喜んでいただける、イオならではのスペシャルなものをお届けできるよう、情熱をもって取り組み、必ずや実現したいと思っています。
また、2011年も、イオ最年長(?)の金正浩さんをはじめ、李英哲さん、作家の柳美里さん、ジャーナリストの豊田直巳さんなどなど…才能あふれるさまざまな方々の連載が誌面を彩ってくれていますが、2012年、新たなイオファミリーもお迎えします。あの人やこの人、早く皆さまにご紹介したい気持ちも山々ですが、それは来たる2012年のお楽しみ。
2012年のイオを乞うご期待ください!(淑)