特別な思いで作った今年の2月号
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月刊イオ2月号の編集作業が今日、基本的に終了します。新年が始まったばかりなのに、2月号の作業が終わったので1年の6分の1が過ぎたかのように思ってしまう、ということはありません。
就職してほとんどの期間を月刊誌編集に携わってきたので、月に1度雑誌を作っていくというサイクルが身に染み込んでいて、年末年始にバタバタと2月号の編集を進めるのは毎年恒例のこと。毎月、新しい号が出るたびにホッとはしますが、特に感慨があるわけではありません。
しかし今年の場合、金正日総書記の急逝という予想しなかった出来事により、例年と違った大変さがありました。予定していた内容をすべて変えての編集作業となりました。東日本大震災の時も内容をすべて変え通常より大きな特集を組むという作業を行いましたが、1年に2回もこんな事態になるというのは、もう2度とないことでしょう。いろんな意味で、今年の2月号に関しては、手に取るといろんな思いがこみ上げてくることと思います。無事に完成するのを祈るばかりです(完成したからといって安心できるわけではありませんが)。
突発的な大きな出来事が起こったときだけに限らず、月刊誌は新聞や週刊誌に比べて小回りがきかないという面があり、もどかしさを感じることが多くあります。しかし、月刊誌にしかない面白さや魅力があるわけで、人間に例えると、せこせこしていなくて大らかという感じがして、私は月刊誌の編集が嫌いではありません。
昨年1年を振り返ってみると、月刊誌としての「大らかさ」を生かした誌面づくりがあまりできていなかったのではないかと反省しています。
年が明けてからこのブログで、今年に予想される動きについて書かれていましたが、今年起こるであろう大小様々な出来事をゆったりと受け止めて誌面づくりに励みたいと思います。
読者のみなさんも、大らかな気持ちで今年の月刊イオを見守っていただければと思います。
根拠があるわけではありませんが、何か今年は良い年になるような気がしています。
(k)
今年は
良い年になりますよ。
強盛大国(軍事以外)を祈っています。