生誕100年の祝砲として打ち上げられる「銀河3号」
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最近、日本のマスコミは朝鮮民主主義人民共和国の人工衛星発射のことを連日伝えている。8日には朝鮮を訪れている各国のマスメディアにロケット「銀河3号」と人工衛星が公開され、日本でも映像が流れた。ロケットの打ち上げは12~16日の間と予告しているので、もしかすると明日にも打ち上げるかもしれない。
関係ないが、イオ編集部の5月号の編集作業終了にともなう打ち上げは13日だ。
今回のロケットの打ち上げは、金日成主席の生誕100年をお祝いする意味がある。あと4日で4月15日だ。朝鮮では何年も前からこの日のために様々な準備をしてきたし、私自身も待ち遠しかったので、ついに2012年の4月15日を迎えるのかと、ワクワクしている。
4月15日を前後して、ロケット打ち上げだけでなく、様々な記念行事が行われ、様々な新しい記念碑的な建物がオープンすることになっている。
特に楽しみなのは、現在、金日成主席の大きな銅像が建っている万寿台の丘がどのように変わるのか。
私は、1992年4月15日の金日成主席生誕80周年と1998年9月9日の朝鮮民主主義人民共和国創建50周年の2度、大きな節目のときに平壌にいて記念行事に参加したが、今回の100周年で繰り広げられる光景は、それらの比ではないだろう。自分の目でみられないのが本当にくやしい。
現在、イオ編集部の(里)さんが朝鮮に滞在して取材活動を続けている。イオ4月号で「2012 朝鮮」という特集を組み現在の朝鮮の姿を伝えたが、その原稿や写真の多くは(里)さんによるものだし、今は週に1回、ブログ「日刊イオ」で平壌の様子を紹介してくれている。
今回、(里)さん以外にも朝鮮新報の記者たちが現地で取材し、変貌する朝鮮の姿や100周年記念行事の記事や写真をたくさん送ってくる。今から楽しみだ。
月刊イオでも6月号やブログでたくさん紹介したいと思っています。ご期待ください(k)