読者ハガキ
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昨日のブログで(k)さんが5月号が出来あがったことを伝えましたが、イオを発送して気になってくるのが、読者から届けられるハガキです。本誌を購読されている方はご存知だと思いますが、毎号イオに挟まれているハガキは、蒸し豚やチョゴリなどのプレゼントを応募しつつ、裏面は誌面に関する意見を書き込めるようになっています。
質問は4つ。
①今月の特集・連載・その他記事のご感想をお聞かせください。
②良かった記事を3つ挙げてください。
③良くなかった記事を3つ挙げてください。
④イオに対するご意見、日々の生活での思いや疑問などをお書きください。
良かった記事に自分が担当した記事が綴られていると嬉しく、逆に③に書き込まれていると「どこがダメだったのかなぁ」「書いた人はどんな人かなぁ」なんてことを考えます。「良かった」「良くなかった」の両方に言及がない時は結構がっかりします。
例えば4月号には、今では山口県にひとつしかないウリハッキョとなった山口朝鮮初中級学校の学芸会の記事について反響がありました。卒業生の方でしょうか、「後輩たちの輝く姿を見られて嬉しかった」とのこと。山口では最近まで1972年に創立された山口朝高をはじめ、宇部初中、徳山初中など朝鮮学校が4校がありましたが、今は下関の山口初中だけが運営されています。このような書き込みを見ると、同胞がどんな情報を欲しているか、どういう人の表情を見たがっているのかを、感じ取ることができます。
また、都市部や過疎地を含め日本の各地に同胞の暮らしがあり、イオが届けられている。ハガキに刻み込まれた同胞の筆致は各々の暮らしの現場を想像させてくれます。家族と離れて一人暮らしを始めてからイオを購読するようになった、という方もいらっしゃいます。
④の書き込みの欄には、知り合いの○○さんを紹介してほしい、○○に取材に来てほしい!などのメッセージも。情報提供は、とてもありがたい。
それでもハガキを送ってくれる方は読者の100分の1にも満たないので、私は親しい友人や辛口の先輩、後輩にイオを時々配り、ざっくばらんな意見を聞くようにしています。ときに耳の痛い意見もあります。
読者なしには雑誌は存在できず、かといって読者に引きずられることなく、雑誌の自立した形をどう作り上げていくか。毎日編集部に読者カードを読みながら、次号についてアイデアを膨らませているのであります。(瑛)
人の意見を聞くこと
僕は人の意見を冷静に聞くことは、すごく難しいと感じています。僕の場合、自分と違う意見を聞くと、つい「それは違う!」と思ってしまいます。口に出してしまうこともあります。特に、政治的な意見の場合に、憤慨することが、よくあります。某右寄りの元自衛官のtwitterをよく見るんですが、今日も、少しキレそうになりました(汗 駅なんかに、中国語や韓国語の表示があることに触れて、「ここは日本なんだから、あんな表示やめろ!」とぼやいてました。なんて心の狭い人間なのか、中国韓国に行けば、日本語表記なんかいくらでもあるのに!でも、後で落ち着くと、まあ、民主主義なんだし、いろんな意見があって当たり前だよね。と冷静になりました。でも、僕は今、呼吸法をやっているので、前よりは、冷静になれました(と思っております 笑 日常に少しイラッと来た時は、下腹部で息を吐き、下腹部で息を吸います。これを、非常にゆっくり行います。これを、暇な時に続けます。日刊イオの編集部の皆様も、暇な時に、呼吸法を続けてみてはいかがでしょうか。、、、なんか、話が思いっきり脱線してしまいました(汗) 長々と、チュェソンハンニダ。