来月号の特集は「もう一つの『沖縄』、済州島」(仮)」
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さて、(淑)さんが前日のブログでも書いたように、8月号の特集は「「もう一つの『沖縄』、済州島」(仮)」です。
(淑)さんが7月号工程を終えてすぐに沖縄取材にでることが決まっていたので、
今回特集担当の私も7月号工程から早々と特集のラフづくりに(淑)さんと打ち合わせしながら励んでいました。
ラフづくりのために、自分もその対象を知るために勉強することも多いのですが、
沖縄と済州島、今現在の姿を知れば知るほど、いろんな感情が入り乱れ涙がでそうになりました。
沖縄は新婚旅行で1週間ほど滞在したこともあり、
当時気合いで一眼レフを持って行ったので、自身が撮った写真も数点手元にあり何か使えるかなと見返してみると、
沖縄で過ごした1週間という短い時間でも沖縄は私の中に印象深い感情を残してくれたなと改めて思いました。
旅行中に滞在した、自然豊かな小浜島という宝石のような島と、
北谷町という米軍関係施設が多い町という対照的な地に行ったためでしょうか。
沖縄の美しい島の姿と、透き通るような海の青さ、自然と共存する人々の強さと豊かさを見た反面、
本島で出会う米軍人や、波が揺れるほど建物すれすれに飛んでくる戦闘機と耳をつんざくようなその爆音、平和とは無縁な危険と隣り合わせの光景。
2011年10月23日には【強盗容疑で米海兵隊員逮捕 沖縄のホテルで大暴れ、警備員殴り携帯奪う】といった事件が流れてきたのですが、
そのホテルがまさに私が宿泊したホテルだったのでとても他人事とは思えませんでした。
いろんな顏の沖縄を知ったことで、私の中で、沖縄はとても無視できない特別な地となりました。
私自身は沖縄の現地の人たちと話す機会があまりありませんでした。
ただ、大浴場に行ったとき、「おばあ」にとても親しく話しかけられ歯ブラシを受付まで取りに行かされただけでした(笑)。
沖縄という優しそうで厳しい地で生きてきた「おばあ」たちは傍からみると地に強く根をはるがじゅまるの樹のように、強そうでした。
沢山の問題をいまもはらんでいる沖縄の地で、現地の方たちに取材を繰り広げている(淑)さんの話しを聞くのが待ち遠しいです。(愛)